【ワイズメディア10月号から】勉強量を増やす

 中学校に直接お届けしている高校進学情報紙「(ys media)」(発行:読売エージェンシー)の最新号の注目記事を、今月から「中学生向け」コーナーに掲載していきます。

 「ワイズメディア」は、原則として2、4、8月を除く各月上旬の発行で、東京・埼玉・神奈川・千葉の公立中学校の2、3年生に学校を通じて配布しています(※発行月・回数は版により異なります)。より親しみやすく、わかりやすく「最新の入試傾向や入試制度を理解してもらう」、学校選びに欠かせない「個々の学校自身を知ってもらう」を編集の2本柱とし、生徒と保護者の高校合格への第一歩のお手伝いをするタブロイド新聞です。

今月のテーマ「勉強量を増やす」


時間には限りがある
何かを減らさないと勉強量は確保できない


猛暑の夏が去り、勉強には最適なシーズンがやって来ました。
学校行事も多いこの時期ですが、とにかく家での勉強量を増やすことを目指しましょう。量を増やした効果は、多少の時間差(タイムラグ)はありますが、必ずテスト結果に現れます。


量を増やせば合格を勝ち取れる。
 暑さも和らぎ過ごしやすくなりました。これからは一気に勉強量を増やしてもらいたいと思います。第一希望合格を果たした先輩たちは、やはり人並み以上の勉強をしています。問題もたくさん解いています。テストも数多く受けています。量を増やすことが合格を手にするためのもっとも確実な方法です。


勉強の量を時間だけで測ってはいけない。
 
皆さんが勉強の量を表すとき、どのような方法をとっていますか。おそらく一番普通に用いられるのが時間という尺度を使う方法ではないでしょうか。「昨日は何時間勉強した」というのは分かりやすいですね。しかし、量を表す尺度は時間だけではありません。「問題を何題解いた」(問題数)、「教科書を何ページ読んだ」(ページ数)、「単語を何語覚えた」(単語数)なども量を表しています。もしかしたら、時間よりもこちらの方が的確に量を表しているかもしれません。時間で考えることを否定はしませんが、今後は別の尺度で表す方法も試してみてください。


何かを減らさないと増やせない。
 
勉強の量を増やすには、家での勉強を増やすしかありません。この場合、家での勉強というのは、学校以外の勉強という意味ですから、塾などでの勉強も含みます。家での勉強を増やすには、今まで別のこと(勉強以外のこと)に使っていた時間を勉強に振り向けなくてはなりません。ただし、睡眠時間を削るようなことは、短期間なら可能ですが、長く続けられるものではありません。健康的にも問題です。そこで考えられるのは、テレビを見ている時間とか、スマホを使っている時間とか、友達とおしゃべりしている時間、あるいは何もせずぼーっとしている時間を勉強に振り向けることです。ゼロにするのは難しく、また、そこまでするとこれまた精神的によくないので、それらを極力減らす方向で努力してみましょう。


今すぐなら入試に間に合う。
 
皆さんが勉強の量を増やすことに成功しても、その結果はすぐにはテストの成績に反映されません。個人差はありますが、少なくとも数日とか数週間ということはなく、結果が出るまでに数か月は要するでしょう。ということは、今10月ですから、早くて12月、もしかしたら年明けになるかもしれません。逆に言えば、今すぐ始めないと結果が出るころには入試が終わってしまうかもしれないということです。今日から始めましょう。そうすれば入試に間に合います。


自分の現在地を確かめて計画を立てる
 
勉強量を増やすと決心しても、いざ実行するとなると何をやっていいか分からず、そのうちに決心もしぼんでしまうというのはよくあることです。やるべきことが分からない人はすぐに先生に相談しましょう。一般的に言えば、そろそろ過去問などを中心とした実戦的な勉強に入ってほしい時期ですが、個人差があります。これまでの模試でコンスタントに7割・8割得点できている人は、過去問中心の実戦的な勉強により、さらに得点力を上げられるでしょう。一方、平均点キープが精いっぱいというような人は、問題練習の不足よりも基礎知識の不足に主な原因があると思われるので、問題をたくさん解くことよりも、教科書やノートを読み返すことのほうが効果的だと思われます。勉強量は、何をどう増やすのかが大事です。自分自身の現在地(今の実力)を確かめて計画を立てましょう。

 

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(2018年10月 4日 15:00)
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