【ワイズメディア9月号から】今向き合うべき二つのテーマ

 中学校に直接お届けしている高校進学情報紙「(ys media)」(発行:読売エージェンシー)の最新号の注目記事を、今月から「中学生向け」コーナーに掲載していきます。

 「ワイズメディア」は、原則として2、4、8月を除く各月上旬の発行で、東京・埼玉・神奈川・千葉の公立中学校の2、3年生に学校を通じて配布しています(※発行月・回数は版により異なります)。より親しみやすく、わかりやすく「最新の入試傾向や入試制度を理解してもらう」、学校選びに欠かせない「個々の学校自身を知ってもらう」を編集の2本柱とし、生徒と保護者の高校合格への第一歩のお手伝いをするタブロイド新聞です。

今月のテーマ「今向き合うべき二つのテーマ」

得点力アップ、どこまで追い込めるか
学校選び、積極的に行動できるか


予想外の暑さに苦しめられた夏休みが終わりました。
受験生の皆さんは、これから二つのテーマに同時並行的に挑まなくてはなりません。
一つは得点力のアップ、もう一つは学校選びです。両者を限られた時間の中で、どう進めて行くか。それが今回のお話です。


得点力アップと、学校選びは同時並行で 
 今までの常識が通用しない酷暑の夏でした。特に前半は記録的な暑さに見舞われ、計画の変更を迫られた人が多かったかもしれません。さて、やや涼しさも見えてきた9月からは、気分も新たに受験勉強に取り組みましょう。秋の二大テーマは、得点力アップと、学校選びです。この二つは、どちらが先とか後とかではなく、同時並行で進めて行かなければなりません。すでに志望校が固まっている人は、後で述べる過去問学習などをどんどん進めて得点力アップを図りましょう。まだ志望校に迷っている人は、土日休日を使って学校説明会などに積極的に参加し、志望校を固めて行きましょう。また、それと並行して平日は得点力アップのための学習に全力投球しましょう。


得点力アップのカギは学校の授業
 どうしたら得点力がアップするかという質問が受験生から多く寄せられますが、おそらく誰に聞いても共通なのは、「学校の授業を大切に」という答えでしょう。これから学校で習う内容には、入試によく出る重要事項がたくさん含まれています。そして、これらの内容については、後でもう一度やり直す時間的余裕がありません。他にもやるべきことが山ほどあるからです。ですから、今授業で習っている内容はその場で理解するよう心がけましょう。疑問を残さないようにしましょう。繰り返しますが、後にしようにも、その「後」がないのです。


過去問を解いて弱点を発見する
 教科書を眺めているだけでは得点力は上がりません。問題練習が必要です。特に過去問による問題練習が効果的です。直前になってようやく過去問に取り組む人がいますが、出題傾向を知り、出題パターンに慣れるという意味合いもあるので、あまり遅くならないほうがいいでしょう。また、過去問に取り組むことによって、自分の弱点を知ることができるので、その点でも早めの取組みが有効でしょう。早期に弱点を発見できれば、本番までに十分な対策がとれます。


学校選びは最優先
 次にもう一つのテーマ、学校選びについてです。フェアや説明会・個別相談会などは主に土日祝日に行われます。貴重な休日をフェアや説明会に費やすのは惜しい気もしますが、一生に一度の選択ですから、納得行くまで学校を訪問し、自分はここだと確信を持てる学校を選びましょう。ときどき「まだ決めていないから」とか「よく分からないから」という理由でフェアや説明会への参加をためらう人がいますが、そもそも、こうしたイベントは、決めていない人や分からな人たちのために開かれるものなのです。一度決めた学校を変えることは構いません。初志を貫くのも立派ですが、先に述べた得点力のアップなどによって、変わることがあってもいいでしょう。そこは柔軟に考えましょう。


文化祭は学校がよく分かる
 9月から10月にかけて多くの学校で文化祭が開かれます。文化祭そのものは受験生のために開かれているわけではありませんが、行ってみると、説明会などでは分からない学校のさまざまな面が見えてきます。在校生と直接触れ合うことができるのも文化祭の良いところです。開催日が重なってしまうのが難点ですが、よく調べて計画的に動きましょう。文化祭の雰囲気を見て、最終的にその学校に決めたという先輩も多いので、学校選びの話に付け加えておきました。

 

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(2018年9月 6日 14:40)
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