【報告】ダライ・ラマ14世に名誉博士号 ― 麗澤大学

前列左から、廣池幹堂理事長、ダライ・ラマ法王、中山理学長

 

 11月19日にダライ・ラマ法王14世(以下、法王)が来校し、麗澤大学名誉博士号授与式を行った。

 授与式には麗澤中学・高等学校の生徒・関係者、麗澤大学の学生・関係者、モラロジー研究所関係者の約1700人が参加した。

 授与式後には記念講演会も開催。法王は「慈悲心は世界平和の源~日本の高等教育への期待~」のテーマで60分間講演した。講演はすべて英語で行なわれ、法王は「世界に約70億人いる人間は皆、同じ立場にいると考えている。本日は日本の皆様、特に若い方々とこうして交流できることをとても嬉しく思っている」と話した後、「人間の本質は愛と慈悲心である。怒りという感情は人間の役に立たない悪しき感情。愛や優しさは人と人を結びつける」「今の教育は物質志向、モノを追い求めがちではないか。普通の教育の中に優しさ、つまりモラルを教えることをもっと取り入れるべきだ」と強調した。
 法王は参加者一人ひとりと目を合わせるように振る舞い、目が合えば楽しそうに笑いアイコンタクトをとるなど、笑顔あふれる姿がとても印象的だった。



詳しくは>>こちら(麗澤大学ウェブサイト)

(2018年11月21日 16:58)
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