東京大学史料編纂所 「武士の学び」

本郷 和人氏

<対象>

小学高学年~中学

 

<主な教科、領域>

社会(日本史)

 

<授業のねらい>

 暗記科目ととらえられがちな歴史について、史料編纂所が所蔵する史料などを基に、「生きた歴史像」を実感してもらう。

 幕府の成立を通して、身近なルール(法律含む)がいかに大事な存在かを伝える。

 

<主な内容>

■「なぜ幕府が生まれたか!」

(1)武士の教養の貧しさ(20分)

 初期の武士(平安後期~鎌倉初期)は、例え上級の武士でも字の読み書きができなかった

 子供の時の学習は、ひたすら「弓」「馬」

 (※へえ~ポイント・刀は戦いには使われていなかった)

 【使用史料】四日市善教寺所蔵史料(身分の高い武士の日記)/犬追物絵巻など

 

(2)武士=無法者(40分=休憩挟む)

 字の読み書きができない結果、ルールを守らない

 →弱肉強食の世界は必然

 (※ワーク・もし世界がみんなの学校だけだったらどうする? 「あなたはどういう行動をとりますか」)

 →ルール、チームの重要性を確認

 

(3)幕府の成立へ(20分)

 武士たちはどうしたか

 →チームを作る必要性に目覚める

 チーム=幕府、リーダー=将軍

 (※へえ~ポイント・1192年鎌倉開幕=イイクニ作ろう鎌倉幕府は必ずしも絶対ではない)

 【使用史料】源賴朝画像(史料編纂所の肖像画模本)

 

・費用は無料(交通費はご負担ください)

 

<対応可能な時期>

土曜日(日曜日応相談)、月2回程度

 

<対応可能な地域>

関東一円 ほかの地域については応相談。詳細は別途お問い合わせください

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(2017年2月 7日 08:30)
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