【エントリー募集】第67回 読売教育賞・選考委員から激励の声[社会人・教員向き 8/1~22締切]

大阪府立堺工科高校定時制の授業で、地場産業の打ち刃物の職人(左)から包丁作りを学ぶ生徒。技術の習得を通じ、モノ作りの喜びを体験するとともに、地域への理解を深める選択科目「堺学」の一環。作られた包丁は、東日本大震災の被災地へ寄付されている。昨年度の第66回読売教育賞「地域社会教育活動」部門最優秀賞に輝いた。

第67回 読売教育賞 教育実践報告を募集...全13部門

 教育分野ですぐれた業績をあげている個人・団体を顕彰する「第67回読売教育賞」に、チャレンジしませんか。全13部門で教育実践報告書を募集します。

 

<部門>

国語教育/算数・数学教育/理科教育/社会科教育/生活科・総合学習/健康・体力づくり/外国語・異文化理解/児童生徒指導/カリキュラム・学校づくり/地域社会教育活動/NIE/特別支援教育/音楽教育

 

<対象>

小中高校、特別支援学校、幼稚園、保育所、認定こども園、児童館、学童保育所の長および教職員、スクールカウンセラー、PTA、社会教育団体、教育委員会、博物館などの関係者

 

<募集期間>

8月1日(水)~22日(水)。同日消印有効

 

<発表>

11月上旬(予定)、読売新聞紙上で。

 

<表彰>

部門別に最優秀賞(盾と副賞50万円)、優秀賞(盾)を選びます。

 

 

読売教育賞13部門の選考委員から

 各部門を審査する選考委員から届いた激励の言葉を紹介します。

 

■国語教育部門

 斎藤孝(明治大学教授)

 日本の国語教育は、明治時代以来、先生たちの情熱あふれる実践によって発展してきました。優れた実践報告が共有されることで、全体の水準が上がります。国語教育をさらに発展させるため、日頃から実践されている意欲的教育の報告をぜひお寄せください。

■算数・数学教育部門

 秋山仁(東京理科大学教授)

 近い将来、多くの職業がAIやロボットに取って代わられてしまうと言われています。そんな時代に備えて、思考力や、発想力、疑問や不思議を感じる能力が益々、重要になってきます。わかる喜びを堪能でき、かつ生徒を驚かせ感動に誘う実践報告を待っています。

■理科教育部門

 滝川洋二(NPO法人ガリレオ工房理事長)

 児童生徒の科学的な見方・考え方や探究に関し、授業や課外活動で、指導法の開発と実践的研究を期待します。特に独創性の進展をはかる研究や、地域の環境を探究する指導や実践は大きな課題です。実践を深めるいい機会でもあります。初投稿の方も歓迎です。

■社会科教育部門

 谷川彰英(筑波大学名誉教授)

 教師が学習者と共に「何にチャレンジしようとしたか」が伝わってくる実践を期待しています。社会科で大事なのは問題意識です。自由で個性的な活動から生まれる学習者の「声」が描かれていることがとても大切。それは実践の顔だからです。

■生活科・総合学習

 奈須正裕(上智大学教授)

 AIの時代だからこそ、人間とは何かが問われています。多様な他者と協働しながら、複雑な問題に挑み続ける学びが注目されるゆえんです。いきいきと活動し、自らの生き方・在り方を深く探究する子どもの姿を描き出した報告を期待しています。

■健康・体力づくり部門

 田中喜代次(筑波大学名誉教授)

 東京オリンピックを間近に控え、スポーツに対する国民の関心が高まっています。学校現場では低体力や運動嫌いの児童・生徒の行動を変容させる取り組み、スポーツ競技力を顕著に高めている事例があると聞いています。優れた実践をお待ちしています。

■外国語・異文化理解

 田近裕子(津田塾大学教授)

 21世紀に入り、世界ではボーダーレス化がさらに進んでいます。グローバル化する社会では、英語や異文化理解の果たす役割が、日毎に変容しています。この課題に新しい視点で取り組んだ、先進的な作品を高く評価します。

■児童生徒指導部門

 河野義章(東京学芸大学名誉教授)

 学習指導要領の移行期、新しい授業にエネルギーを注いでいると、子どもが見えなくなります。一人ひとりの子どもの心の声に耳を傾ける先生。教室の内と外で、行きつ戻りつ努力を続ける先生と子どもたち。そんな姿が伝わる報告をお待ちしています。

■カリキュラム・学校づくり部門

 佐藤学(学習院大学特任教授)

 産業構造と労働市場の変化、それに伴う知識の高度化と流動化に対応するアクティブ・ラーニングの推進など、現在、学校教育は新時代への転換を求められています。授業や校内研修改革、地域との連携などで、新しいタイプの実践報告を期待しています。

■地域社会教育活動

 佐藤一子(東京大学名誉教授)

 地域社会教育活動分野では、学校・社会教育施設だけではなくボランティア団体、NPOなどもさまざまな魅力的な活動を展開しています。少子化・人口減社会、地球環境などの課題をみすえつつ、次世代や外国人も共に学び、互いに育っていける報告をお寄せ下さい。

■NIE部門

 小原友行(福山大学教授)

 NIEには「情報リテラシー」を育成する以上の価値があります。それは、人間に関心を持ち、「なぜ?」「もっといい方法は?」と問い続ける中から、「希望の物語」を発見、創造、発信できるから。子どもたちのそんな姿に出会える実践報告を心待ちにしています。

■特別支援教育

 藤田和弘(筑波大学名誉教授)

 特別支援学校や特別支援学級における教育実践に限らず、保育・幼稚園、小中高校での取り組みを期待しています。選考ポイントとして、障害児教育の枠を超えた実践、継続的な実践、意欲的かつ独創的な実践などにウエイトを置いています。

■音楽教育部門

 山下薫子(東京芸術大学教授)

 音楽授業は文化への入り口です。「わかった」「できた」を引き出し、意識の変革や視野の拡大を実現した実践をお待ちしています。指導の手順に留まらず、学習者の感覚やイメージ、音楽の質的な側面など、言語化するのが難しい側面も記すと説得力が増します。

 

<問い合わせ>

読売教育賞事務局 03・6739・6713

 

詳細は>>公式サイトへ

(2018年7月20日 11:55)
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