「南極をもっと知ろう!」 NECネッツエスアイ×横浜英和女学院中

クイズをしながら南極の自然について学習する生徒たち

 NECネッツエスアイは9月18日、横浜英和女学院中学校の1年生175人を対象に出前授業「南極をもっと知ろう!」を行った。

 講師は第49次日本南極地域観測隊に参加した熊谷英明さん。その際の写真や動画を見せながら講義した。特に南極の空を彩るオーロラの映像、ペンギンが次々に海の中から氷の上に飛びあがってくる映像には生徒たちから大きな歓声が挙がっていた。講義の途中、「南極クイズ」が組み込まれ、生徒たちは南極の自然や動物、生活などについて楽しく学んでいた。

 その後は体験の時間。南極の氷が入ったコップが生徒に配られた。約1万年~2万年前に積もった雪が降り固まってできた南極の氷の中には空気が閉じ込められているため、溶けるときには「パチパチ」と炭酸が弾けるような音がした。太古の空気が解き放たれる音に、生徒たちは興味深そうに耳を傾けていた。さらに、南極で実際に使用している防寒着の試着体験(=写真=)も行った。

 質疑応答では、多くの生徒が挙手し、「命の危険を感じたことは?」「昭和基地で一番美味しかったメニューは?」「移動に犬ぞりは使わないのですか?」など積極的に質問していた。生徒たちの疑問に対して、熊谷さんは丁寧に分かりやすく答えていた。

 最後に熊谷さんが「夢を描くことができれば、それは達成できる」というメッセージを送った。熊谷さんは、世界で初めて南極での無人航空機による長距離気象観測に成功しており、夢を描き、目標を明確に持って過ごしていくことの大切さを訴えた。

 同校の細田孝充教諭は「今回の公開講座は南極のことだけではなく、将来の夢や目標をもって歩んでいくことの大切さも学べ、有意義な時間となった」と話している。

(2015年10月 2日 14:40)
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