手作りの新聞できた! 都内2か所で子ども向けワークショップ

出来た新聞を披露(丸の内キッズジャンボリー2015にて)

 世界でただ一枚の「自分だけの新聞」を作ろうという子ども向けワークショップが8月の3日間、都内の2つのイベント会場で行われた。完成紙面は「読売新聞」のロゴが入った本格的なもの。参加した子ども記者も、サポートしたプロ記者も、汗まみれになって「校了」を目指した。

 

◆本紙記者が指導

 「ここはどういう意味? わかりやすく書き直して」「写真がピンぼけだ。撮り直し!」「見出しを早く。もう締め切りだよ」――。

 8月12日、東京・日比谷の東京国際フォーラムで開催された「丸の内キッズジャンボリー2015」で、読売教育ネットワーク主催のワークショップ「丸の内キッズジャンボリー新聞社」が行われた。参加したのは小学5年生から中学1年生までの9組計11人。

 会場の一角に設けられた編集部には、パソコン数台と大型プリンターが持ち込まれ、子ども記者と指導役の読売新聞記者が真剣にやり取りする様は、本物の編集現場さながら。午後3時過ぎ、プリンターから最初の大ゲラが刷り出されると、記者の小学6年生・梶田明子さんは目を輝かせて自分の紙面に見入っていた。

 

◆取材、撮影、記事・見出しの作成......

 このワークショップでは、まずプロ記者(教育ネットワーク事務局の石田汗太専門委員)が「取材の心得」講義をした後、子ども記者がイベント会場を取材し、写真を撮り、記事を執筆し、見出しを考え、活字で組んだ新聞を完成させるというもの。半日たらずで一人が一枚ずつ新聞を作るため、子ども側も、指導する記者側も相当にハードな作業となるが、それだけに校了時の感激はひとしお。9枚の紙面は会期の14日まで会場に掲示され、来場者の注目を集めていた。

 梶田さんの父、武彦さんは「こんなに子どもが集中して取り組むワークショップはほかにない。学校でも取り入れてほしい。新聞社も大変だと思いますが、こういった企画はぜひ続けてほしい」と話していた。

 

大・展望展を取材する子ども記者(科学技術館にて)

◆科学技術館でも

 また、11日と18日には東京・北の丸公園の科学技術館でも同様のワークショップが行われた。同月30日まで開催された夏休み特別展「くらしの技術⇔50年 大・展望展」を取材し、計15人の子どもが「自分だけの新聞」を作り上げた。

(2015年9月 2日 15:00)
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