早大で新聞使い主権者教育

新聞各紙を使い、学生らの主権者意識を呼び起こした鹿野川NIE企画デザイナー

 早稲田大学で6月18日、新聞を活用した「18歳選挙権」の講座2コマが開かれ、計約300人の大学1~4年生が出席、さまざまな政策課題について意見交換し、7月に予定される参院選での投票を確認した。

 教育学部の金山光一講師が開く講座「特別活動論」の一環で、この日は「主権者教育と生徒会活動」がテーマ。

 学生らはまず、中学、高校の生徒会活動を振り返り、自分たちの学校生活改善のため、厳しかった頭髪ルールを変えた経験などを発言。自分で選んだ新聞記事を持ち寄っており、周囲の学生同士で、「保育園不足」や「同一労働、同一賃金」「英国のEU離脱問題」など、さまざまな記事の概要と選んだ理由を説明し合った。

 ゲストに招かれた読売新聞東京本社の鹿野川喜代美NIE企画デザイナーは、報道写真をスクリーンに映し出し、オバマ米大統領が選ばれた選挙戦で、候補者の演説を聞くため長蛇の列に並んだ有権者の写真などを紹介して、「よりよい社会を作るために」と学生らに投票を呼びかけた。

 金山講師は、1000兆円近い国の借金(国債)が学生らの将来負担になることを指摘したうえ、今後の新聞に目を通し、「参院選では各党公約の甘い言葉にだまされないように、予算的な裏づけを考えて、投票しよう」とまとめた。


読売新聞は主権者教育に関する中学、高校への出前授業を行っています。

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(2016年6月20日 11:28)
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