「5月1日 天皇の代替わり」 月刊ワークシート vol.12

3月6日読売新聞朝刊掲載「5月1日 天皇の代替わり」の解説ページです。「新聞@スクール 月刊ワークシート」は毎月初旬に連載中!


【質問】(4)新しい時代へのあなたの願いを、家族や友達と話してみましょう。


贈られしひまわりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に

 

この歌は、今年の歌会始で、天皇陛下が詠まれた歌ですね。皇居・御所の庭で、毎年花を咲かせているヒマワリを詠まれました。天皇、皇后両陛下が大事に育てられているのです。アットス君も、印象に残っていたのですね。

 

はい、とっても。このヒマワリの種は、阪神淡路大震災で亡くなった加藤はるかさん(当時11歳)の自宅の跡地に咲いた花から採取し、増やされたものだったそうですね。

 

このヒマワリは「はるかのひまわり」と言って、命の尊さや復興を考えるシンボルとして、種を各地に配り、育てられています。

 

天皇・皇后両陛下が、2005年の追悼式典に、神戸においでになったとき、遺族代表の少女(はるかさんのお姉さん)から贈られたこの種を、皇居で大切に育てられてきたのです。

 

天皇陛下は、いつも被災地に寄り添ってくださっているのですね。

 

天皇陛下は、「国事行為」のほか、自然災害に遭った人へのお見舞いなどの「公的行為」、国民の幸せを祈る宮中祭祀などの「私的行為」をされています。

 

今の天皇陛下は、国民に寄り添う象徴としての役割を重視し、被災地訪問を重ねてこられたのですね。多くの国民が励まされています。

 

今年の1月3日の「読売KODOMO平成新聞」から、天皇陛下について書かれている「まんがドキュメント平成の天皇 ─天皇明仁物語─」が掲載されています。2月21日第4話は、アメリカから来た家庭教師との出会いでした。次回は、3月14日の予定だそうです。

 

このまんがを読んで、今の天皇陛下のお立場が少しずつわかってきました。

 

私も興味深く読んでいます。

 

ところで、天皇・皇后両陛下のおすまいである御所、天皇陛下がお仕事をする宮殿などがある皇居について、知りたいと思っていたら、宮内庁のウェブサイトの「キッズページ」、「皇居へ行ってみよう」というコーナーを見つけました。

 

こんなことが書いてあったでしょう?

 

皇居は、東京都千代田区、東京駅の近くです。

江戸時代は将軍が住んでいた江戸城があったところです。

皇居の広さは、東京ドーム約25個分だそうですね。

 

読売新聞東京本社は皇居のそばにありますよ。

 

今日も、皇居のまわりをマラソンしている人たちが大勢いました。皇太子様は、パラリンピック銀メダリストの道下美里さんを伴走されたとインタビューにありましたが、皇居の周りも走っていらしたのかなあ・・・。一般の人たちは入ることができないのですか?

 

皇居の東御苑という所には、月曜日・金曜日以外は入ることができますよ。機会をみつけて「皇居に行ってみよう」。

  

行ってみたいです。

 

ところで、この間、ある中学校の3年生の皆さんが、授業で、「新元号を考える」というテーマで討論をしたという話を聞きました。

 

社会科の先生が、新聞の時事テーマをとりあげて討論しようと、生徒の皆さんに新聞スクラップに取り組ませたら、生徒たちの一番の関心は「新元号」の記事だったというのですね。

 

生徒の皆さんが考えた「新元号」を、アットス君紹介してくれますか。

 

担当の先生が、二つ紹介してくださいました。一つは「安努」。日々物騒な事件やテロの脅威がニュースで伝えられる中、安全に努めてほしいという願いをこめた。

 

もう一つは「世和」。世の中が平和に向かってほしいという思いと、オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることから、グローバル社会の中で輪を作るように、世界と日本が和やかな日々が来てほしいという願いをこめた。

 

日本で最初の元号は「大化」です。天皇中心のしくみ作りを目ざした「大化の改新」が有名ですね。そして、今年の5月1日の改元で、元号は248になるそうです。改元の手続きについて、新聞では特集を組んでいます。詳しく知ることができますよ。

 

さあ、いよいよ4月1日には、「平成」に代わる新元号が公表されるわけですが、今回の取り組みからも、中学生の皆さんの、新しい時代への思いが伝わってきますね。

 

平成の時代は、戦争がなかった時代と言われていますよね。しみじみ、平和の尊さを感じます。

 

あたりまえの生活を、あたりまえにできることって、本当にすごいことなんですね。平和な私たちの生活を大切にしていきたいですね。

 

2月26日の読売新聞朝刊「社会面」に、宮内庁が代替わり後、上皇、上皇后になられる天皇、皇后両陛下の英語の称号を発表したという記事がありました。

 

His Majesty the Emperor Emeritus (上皇)

Her Majesty the Empress Emerita (上皇后)

天皇、皇后の称号に「名誉ある」という意味の語が付いたのですね。

皇嗣になられる秋篠宮様は、皇太子様と同じ称号で、

His Imperial Highness the Crown Prince です。

 

英字新聞でもみることが多くなるし、外国の人と話すときにも使うだろうし、覚えておきたいな。

 

 

【参考記事】

■即位日「祝日」10連休(2018年10月13日 読売・朝刊)

■皇室ダイアリー「天皇陛下」(2018年10月14日~2019年2月17日 読売・朝刊)

■平成時代 皇室次代へ(2018年11月1日 読売・朝刊)

■代替わり あと半年(2018年11月2日 読売中高生新聞)

■平成時代(世論調査特集)天皇陛下 国民と共に(2018年11月28日 読売・朝刊)

■《五郎ワールド》天皇は時代を映す鏡(2018年12月8日 読売・朝刊)

■まんがドキュメント 平成の天皇ー天皇明仁物語ー(2019年1月3日・1月17日・2月7日・2月21日 読売KODOMO新聞)

■国民と心を共に 皇室息づく伝統《とくしゅう》(2019年1月3日 読売KODOMO新聞)

■被災地思いヒマワリ詠む(2019年1月17日 読売・朝刊)

■希望の花咲く「はるかのひまわり」姉に子供(2019年1月18日 読売大阪・朝刊)

■阪神大震災から24年「はるかのひまわり」皇居にも(2019年1月24日 読売KODOMO新聞)

■基礎からわかる元号《特別面》(2019年2月26日 読売・朝刊)

■上皇英語称号に「名誉」(2019年2月26日 読売・朝刊)

 

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(2019年3月 5日 16:38)
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