就活ON!〈2.学生コラム〉冬のカキ

実家で食べた蒸しガキ

vol.2 〈学生コラム〉


冬のカキ


題材記事:12月28日朝刊スキャナー「ノロウイルス 猛威再び」


<<vol.1

 

 「旬のものを食べると四季が感じられる。四季を感じると、情緒を感じることができる」と、最近読んだ本に書いてあった。

 

 なるほど、母が春にアスパラ、秋にジャガイモと旬のものを食卓に並べてくれていたのは、私に季節を感じさせたかったからなのか。年末年始に故郷・北海道北見市に帰省し、旬のカキを食べていると、冬の寒さと、そんな思いを、肌で、いや舌で感じた。

 

 12月28日付の読売新聞朝刊(東京本社版)には宮城県産のカキからノロウイルスが検出され、生食用カキの出荷が停止された海域があるという記事が載っていた。冬はカキの最盛期。丸々と太ったクリーミーなカキを楽しみにしていた人も多いだろうに出荷停止で食べられないのは残念だ。

 

 我が家では、カキは、大鍋に殻付きのまま何個も入れ酒蒸しにして食べる。コタツの中で駅伝を見ながら、カキの殻にナイフを差し込み、貝柱を切って殻を外しては、プリプリと太った身を口に放り込む。ふるさとに帰って来たことを実感するひとときだ。

 

 私は、やはり幼い頃から食べ親しんでいる地元サロマ湖産のカキが日本一うまいと思う。反論は一切認めない。けれど、一カキファンとして宮城県産の復活を心より願う。加熱用は大丈夫ということだから、焼くなり蒸すなり調理して宮城県のカキを楽しみたい。

(法政大学2年 健吾)


>>vol.3

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(2017年1月25日 16:10)
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