就活ON!Vol.5〈学生コラム〉転ばぬ先のカフェ

アルバイト終わりに友達と一杯。おいしいですよ

vol.5 〈学生コラム〉


転ばぬ先のカフェ


題材記事:1月17日朝刊生活面「『デスカフェ』で死を思う」


<<vol.4

 

 認知症カフェ、終活カフェなど、自分の抱える問題や、将来への不安を話し合うカフェの取り組みが広がっています。1月17日の読売新聞朝刊生活面(東京本社版)に「『デスカフェ 』で死を思う」という記事がありました。身近な人の死を経験した人、死について漠然と悩んでいる人などが集まり、お菓子やお茶を片手に、普段の生活ではタブー視されている「死」について語り合おうという取り組みです。

 

 当事者でなければわからないこともあると思います。私も東日本大震災で被災した経験があります。全国からボランティアが駆け付けてくれました。「大変でしたね」と優しく接してくれたのですが、どうしても自分が思っていることを打ち明けることができませんでした。同情に満ちた目が、私を哀れんでいるように見え、心のどこかで「わかってもらえるはずがない」と思ってしまいました。

 

 でも、神戸から来た社会人ボランティアに相談して勇気をもらいました。「阪神大震災から復興した。東北も必ず復興できる」と声をかけてもらったんです。2004年の新潟県中越地震を経験した同世代の学生ボランティアとは一緒にサッカーをし、学校の勉強の遅れをどう取り戻すかなどを教えてもらいました。同じような経験をしている人たちと話すと不安が自然と取り除かれていくようでした。

 

 私は現在カフェでアルバイトをしています。参考書を片手に勉強をする学生や、仕事のため1人で利用する社会人の方がお客さんの大多数です。この記事の「デスカフェ」のように普段話すことができない話題について語り合える場は貴重だと思います。シングルマザーや、LGBTといったテーマを気軽に話し合うことができるのがカフェの良いところだと思います。私も将来、親の介護が必要になった場合、介護について語り合うカフェがあったら参加してみたいです。そうならないのが一番ですが(笑)

(法政大4年 新(すすむ))


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(2017年2月17日 07:00)
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