就活ON!Vol.16〈学生コラム〉行列は苦痛?

新作が頻繁に発売され、昼休みに行列ができる大学内のパン屋

vol.16 〈学生コラム〉


行列は苦痛?


題材記事:6月17日朝刊国際面「上海ディズニー 客足予想以上」


<<vol.15

 

 6月17日の朝刊(東京本社版)に、開園1周年を迎えた上海ディズニーリゾートに関する記事が掲載されていました。初年は予想を超える来場者数だったそうですが、興味を持ったのは、行列に慣れない中国人の苦労についてでした。中国には、行列に並んで待つ習慣が浸透していない地域もあるそうです。

 

 日本は行列文化だと言われます。私は6年前のデビュー当時から好きなアーティストがいます。誰かは秘密です。ライブイベントでは、タオルやペンライトなどのグッズを長時間並んで手に入れます。前日から毛布にくるまりながら徹夜で待つつわものもいます。ですが、並ぶことに体力を使い果たし、ライブが始まる前に疲れてしまっては本末転倒。私は販売開始の3時間くらい前に並びます。周りは友達などと一緒に並んでいるのに対し、私は一人です。

 

 行列ではいつも勉強をしています。高校時代はライブイベントの1週間後に定期テストが迫っていることがほとんどで、いつも参考書や自分でまとめたノートを持ち込んでいました。勉強したという「事実」を作ることで、テスト前の罪悪感から解き放たれ、ライブを心から楽しむことができました。

 

 大学生になってからも漢字検定や日本語検定などの資格試験が迫っていることが多く、相変わらず勉強をしています。時間が過ぎるのは遅いかもしれませんが、長時間スマホとにらめっこしているよりはいいです。

 

 ちなみに「読書」という手も経験済みですが、やめました。勢い余って読み終えてしまい、楽しい本の世界から急に暇になるギャップに耐えられませんでした。やはり私は「勉強推し」です。行列に並ぶ習慣がない中国人も、自分なりのコツを見つければ、苦痛は感じなくなるかもしれません。

(早稲田大3年 華杏子)


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(2017年7月19日 17:30)
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