就活ON!Vol.15〈学生コラム〉歯の健康 元気な理由

自宅2階のベランダで、毎朝洗濯物を干す85歳の祖母

vol.15 〈学生コラム〉


歯の健康 元気な理由


題材記事:6月6日朝刊第3社会面「80歳の歯 ますます元気」


<<vol.14

 

 小学生になった頃から祖母と一緒に暮らしてきた。両親が共働きのため、我が家の掃除、洗濯は祖母にほとんど頼っている。動かないとだめになるからと率先して家事をしてくれている。150センチ弱の祖母は今年で85歳になるが、よく動き年齢を感じさせない。大きな病気にかかったこともなく、食事も一人前をきれいに食べる。本人も「食べられなくなったら終わり」と言っている。あまりにもよく動き、よく食べるため 、祖母の弟が「化け物 だな」と冗談を言ったほどだ。

 

 反対に、父方の78歳になる祖父は、最近食べる量が減っているような気がする。入れ歯の数が多くなり以前ほどおいしさを感じないそうだ。祖母の歯は、20本以上が自前の歯という。歯医者さんに「その歳でたいしたものだ」と褒められたそうだ。食欲を維持しているのは、ほとんど自前の歯で食事ができるからかもしれない。そんなことを6月6日付の読売新聞朝刊(東京本社版)の記事を読んで思った。 記事には80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合が推計で51.2%、85歳以上では25.7%とあった。やはり祖母はすごいと思い知らされた。

 

 たまたま記事を読んだ日が、 祖母が歯医者に行く日だった。どこも調子は悪くないのだけど、自分の歯でいるために毎年1、2回検診に行っているという。検診以外で気をつけていることはあるか聞いてみたが、特にないらしい。ただ、一緒に暮らしていて歯がたくさん残っている理由に思い当たることがあった。それは健康な食生活だ。祖母は、肉はあまり食べないが、好き嫌いはなく、固いものも普通に食べてきた。酒は飲まず、たばこも吸わない。健康な食生活と、歯をちゃんと使う食事をしていたことが、丈夫な歯の秘密かもしれない。

 

 記事には、8020(はちまるにいまる)運動という80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを呼びかける活動があると紹介されていた。化け物と呼ばれる程、健康な祖母がいる身としては、祖母を超える90歳で20本「9020」を目標に掲げたい。食べ物に好き嫌いがないことは祖母と同じだから、食生活はクリアしている。ただ、大学生になってからは歯科検診がなくなり、歯を診てもらっていない。まずは、祖母に紹介してもらった歯医者さんに行き、「よく動き、よく食べる化け物」の名前を受け継ぐ準備を始めたい。

 

(早稲田大2年 隆之)


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(2017年7月 7日 21:45)
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