ビブリオバトル

ビブリオバトルとは「本」を意味するラテン語由来の「ビブリオ」と、「闘い」を意味する「バトル」を組み合わせた造語。参加者がお気に入りの本を持ち寄り、順番に5分間で、その本の魅力などを紹介する書評ゲームです。全員が発表し終えたら、「どの本が読みたくなったか」を基準に全員で投票を行い、最も票を集めた本を「チャンプ本」とします。若者の読書推進イベントとして注目を集めています。
四国大会は高知中央高3年大野さんが優勝(2017年8月 1日)

 「全国高校ビブリオバトル2017」四国大会が7月29日、松山市の松山東雲女子大で開かれた。四国4県の18人が参加し、小説「鈴木ごっこ」(木下半太著、幻冬舎)を取り上げた高知中央高3年、大野美羽(みう)さん(17)が優勝した。大野さんは2018年1月28日に東京の早稲田大で開かれる決勝大会に出場する。大野さんは、「借金が原因で家族のふりをすることになった4人が、本当の家族のようになる過程や、その会話が面白い」と紹介。「幸せな結末に向かうと思ったら最後の7行で衝撃の展開が待っている。癖になり、何度も読み返してしまう」と力説した。優勝が決まると、「初参加ですごく緊張したので、結果には本当に驚いた。面白さが伝わったのならうれしい」と話した。


  準優勝は、ナチス時代のドイツを舞台とした小説「神の棘(とげ)」(須賀しのぶ著)の魅力を語った徳島県立池田高3年の関口俊介さん(17)。関口さんは「大学でナチスの歴史を学んだ作家による力のこもった作品」と紹介。「命令で人を殺す立場の苦悩に考えさせられた。決して幸福とはいえない戦時中だが、人間の真の美しさが描かれ、希望や誠実さを感じさせる」と力説した。2年連続の出場で、昨年の優勝には届かなかったが、「あまり知られていない戦争の事実を伝えたかった。様々な発表も聞けて本当に楽しかった」と話した。


 最多の13人が出場した愛媛県勢のうち、県立松山商業高3年の福島涼花さん(17)と県立松山南高1年の杉野悠生さん(16)が優秀賞を受賞した。福島さんは、「一冊でまるごとわかるギリシア神話」(吉田敦彦著)から「パンドラの箱」のエピソードを紹介し、「神々が欲望に率直で驚かされる。長く信じてこられた話を知ることは歴史を学ぶ以上に面白い」などと力説した。「たとえる技術」(せきしろ著)を取り上げた杉野さんは、「家を建てるために木材を切り出してから家具を搬入するまでの行程を示すように細かく、詳しく例え方や使用するタイミングを教えてくれる」と例えを交え、魅力を語った。
 大会には約100人の聴衆が集まり、最も読みたいと思った本に投票した。

中国大会は広島県立尾道北2年の山田モナミさん

(2017年7月24日)

神奈川県大会は県立横須賀大津2年小菅さんが優勝

(2017年7月24日)

【出場者・観戦者募集】本の甲子園 ビブリオバトル 7月開幕!

(2017年5月 2日)

中学選抜ビブリオ 関西創価中の佐久間君が優勝

(2017年3月30日)

ときわ書房・近藤さんに栄冠~第1回書店員ビブリオバトル

(2017年1月30日)

ビブリオ高校生大会決勝 山梨県立北杜高・北原さん優勝

(2017年1月10日)

中学選抜ビブリオバトル東京大会 出場者募集

(2017年1月 6日)

千葉大大学院の窪田さんが制す 〈大学ビブリオ京都決戦〉

(2016年12月19日)

栃木県大会は栃木高・和久井さんが優勝

(2016年12月14日)

和歌山県大会は近大新宮高・中村さんが制す

(2016年12月14日)

三重県大会優勝は四日市四郷高・青戸さん

(2016年12月14日)

香川県大会は県立高松桜井高・金川さんが制す

(2016年11月21日)

九州・山口大会 福岡の福岡大大濠高・竹添さんが優勝

(2016年11月21日)

福島県大会は県立安達東高・菅野さんが制す

(2016年11月14日)

沖縄県大会は県立那覇西高・大城さんが優勝

(2016年11月 8日)

関西大会 優勝は滋賀県立水口高・関さん、準優勝は奈良市立一条高・福田さん

(2016年11月 7日)

岡山県大会は県立岡山城東・渡辺さんが制す

(2016年11月 7日)

岐阜県大会の覇者は県立岐阜高・広瀬さん

(2016年11月 7日)

秋田県大会は秋田南高・能美さんが優勝

(2016年11月 7日)

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