三重県大会優勝は四日市四郷高・青戸さん

 「全国高校ビブリオバトル2016」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管)の三重県大会が12月11日、三重県伊勢市の皇学館大学で開かれ、四日市四郷高校3年の青戸有羽(ゆうは)さん(18)が優勝した。青戸さんは2017年1月8日に東京都千代田区のよみうり大手町ホールで開かれる全国大会に出場する。


 県大会には県内6ブロックの地域大会を勝ち抜いた17人が出場し、小説や図鑑などの愛読書を手に魅力を熱弁。3人が決勝に進み、約120人の聴衆が「どの本が一番読みたくなったか」を基準に投票を行った。


 青戸さんは「たったひとつの、ねがい。」(入間人間(いるまひとま)著、メディアワークス文庫)を紹介。「主題は復讐(ふくしゅう)。一つ一つ疑いながら読み進めるとようやく楽しみにたどり着ける」と解説した。


 毎月15冊以上の本を読むという青戸さんは「本はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と違い、作者の思いが一方的につづられているが、それを共有できた瞬間がうれしい」と語り、全国大会に向けて「本の良さを知ってもらいたいという一心で臨む」と意気込んだ。

(2016年12月14日 16:59)
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