インターハイを取材して~奈良県立桜井高新聞部

 近畿2府4県で熱戦が展開されている全国高校総体(インターハイ)。選手たちの奮闘を取材した奈良県の高校新聞部からレポートが届きました。


 

インターハイを取材して

 

奈良県立桜井高等学校 新聞部 顧問 塚 律子

 

 高校時代、私も新聞部だった。そのため、教員になってからも、新聞部を受け持つことが多かったが、部員がいたのは、過去に一度。本校も同様で、長らく部員ゼロの時代が続いていたが、昨年1年生が4名、今年も1年生1名が入部し、現在、5名で学校新聞を作っている。

 

 そんな私たちに「インターハイ新聞」作成の話が舞い込んだ。しかも「新聞制作講習会」も実施される。インターハイ新聞への参加は決めかねたが、ちゃっかりと講義だけは受けることにした。しかし、講義の内容はとても興味深く4時間はあっという間に過ぎ、私たちはやる気満々に。こうして、インターハイ新聞に参加することを決め、合同で作る他校と協議して、私たちは吉野で行われる「弓道」を担当することになった。

 

 まずは、基本方針を話し合った結果、奈良県選手を取り上げることにした。夏休みを利用し、手分けしてインターハイ前に出場校6校を訪問。事前に部員で考えた質問をして、取材活動を開始した。どの選手も誠実に答えてくださった。お話を伺ってみると、全く知らなかった弓道は実に奥深いスポーツであり、選手の皆さんがその弓道を通して日々真剣に自分と向き合い、成長して来られた様子をうかがい知ることができた。

 

 さて、インターハイ当日は、奈良県選手が出場する全試合を観戦。

 私たちは、観戦メモを取り、試合の撮影は写真部にお願いした。祈っておられる応援席のお母さんや補助員の皆さんの奮闘ぶりも取材したかったが、試合を見たり、試合後に選手にインタビューしたりするのに精一杯だった。そして、これからが本番。今度は私たちが、書くことを通して、自分と向き合う番だ。選手と同様、自分の持っている力を精一杯発揮し、自分の世界を広げよう。遠い日きっと私もこうやって、ここまで歩いてきたように。

 


 同高新聞部など奈良県の高校生混成チームが制作した新聞は、読売新聞が行う「第2回高校新聞部インターハイ新聞コンクール」に出品される予定です。

(2015年8月13日 10:00)
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