「大学の実力」調査って何? ~「大学の実力2015」から(1)

Q(受験生パンダ):この間、書店で「大学の実力2015」って本を見かけたよ。表紙に「日本最大規模の調査データ」と書かれていたけれど、どういう調査なの?

 

A(大学レンジャー):読売新聞が全国の約750大学を対象に、毎年行っている調査だよ。偏差値や知名度に頼らない大学選びの情報を受験生に提供しようと、2008年にスタートした。今年は660大学2058学部から回答があって、回答率は89%に達したんだ。毎年7月上旬の新聞で結果を発表し、もっと細かいデータと解説を盛り込んだ本を9月下旬に中央公論新社から出している。実は持っているんだ。見てごらんよ。

 

Q:すごい一覧表だなあ。ランキングにすれば、もっと見やすいのに。

 

:一覧表が読みにくいと言われたら、素直に「ごめんなさい」と謝っちゃう。でも、ランキングは確かに見やすいかもしれないけれど、そんなに意味があるものかなあ。ランキング1位だということと、あなたにとっていい大学かということは、全く別問題だと思うんだ。

 

Q:一覧表にある退学率や卒業率って、初めて見た。

 

:実はアメリカやヨーロッパの大学では、普通に公開されているデータなんだ。でも、日本の大学では長い間、どこも発表してこなかった。2008年の第1回「大学の実力」調査で初めてたずね、公になったんだ。中には「うちの大学の退学率を初めて知りました」という教職員もいて、いかに日本の大学がこれらのデータを隠し通してきたかが分かったなあ。

 

Q:でも、あまりにも一覧表の項目が多過ぎて、どうやって志望校選びに生かせばいいのか分からないなあ。

 

:それをこれから一つひとつ丁寧に解説していこうと思う。どれも大学を選ぶ上で、とっても大切なデータなんだ。合言葉は「自分の進路は自分で決めよう!」。あなたが後悔しない志望校選びのお手伝いができればうれしいなあ。

 

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(2015年1月 8日 07:00)
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