学部ってこんなにあるの? ~「大学の実力2015」から(2)

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Q(受験生パンダ):いや~、驚いた!「大学の実力」調査の一覧表を見て、学部や学科の名称がいっぱいあることを初めて知ったよ。こんなにたくさんあったら、自分が行きたい学部を見つけられるか心配だなあ。

 

A(大学レンジャー):元々はこんなにたくさんなかったんだ。大学を卒業すると、「学士」という学位が与えられるんだけど、その学士の種類がこの約20年間で大幅に増えた。学士の名称は、大学設置基準という省令で定められていて、1991年までは29種類しかなかった。でも、基準が緩和されて大学が自由につけられるようになった結果、今では約700種類にまで増えたんだ。それに伴って学部の名称も、ものすごく多様化してしまったんだよ。

 

Q:法学部とか、経済学部とかは、何を勉強するのかイメージできるけれど、読んだだけじゃ分からない学部も多いなあ......。例えば、この「国際日本学部」って、海外のことを学ぶのか、日本のことを学ぶのか、どっちなんだろう?

 

:大学のホームページなどによると、日本の文化や歴史を英語で発信できる真の国際人養成を目指す学部らしいね。ほかにも「グローバル地域文化学部」とか、「キャリアデザイン学部」とか、「環境情報学部」とか。カタカナや国際、環境、情報、福祉の言葉を使った名称が多いでしょ。

 

Q:学部名を見ていると、なんだか頭がこんがらかってくるなあ。でも、読んだだけでは中身が分からない学部名ってどうなんだろう?

 

:分からなければ、何を学ぶ学部なのか、ぜひ大学に突撃取材して聞いてみることをお勧めする。入学後に、「この学部は自分がやりたい分野を学べるところじゃなかった」と後悔しないようにして。数百万円の学費がかかるんだからね。学部名が多様化した背景には、ユニークな名称や、キャッチーな名前ならばたくさんの学生が飛びつくだろうという大学の思惑もあるから、雰囲気に流されないでね。

 

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(2015年1月23日 15:30)
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