地域医療の最前線を体験しよう!
医師を志す高校生が医療の最前線に密着する「早期医療体験」の新企画として、「地域医療体験プログラム」がスタートします。自治医科大学を卒業した医師のもとに生徒を派遣し、地方で医療に携わるやりがいと尊さを学びます。同大学が主催する「小論文・スピーチ動画コンテスト」入賞者の中から、来年3月に島根県・隠岐に若干名を派遣する予定です。コンテスト締め切りは7月19日(日)、ふるって応募ください。※締め切りました
■なぜいま、地域医療なのか
日本はいま、世界に例のない少子高齢化と人口減少に直面しています。2040年には市区町村の半数が消滅するという推計もあるなか、地域医療は地方存続の" 生命線" です。その現場は現在、新型コロナウイルスという大きな試練に立ち向かっています。危機に直面している今だからこそ、「何を守り、何を創るのか」を多様な視点から考えてください。
>>隠岐・白石医師を取材した記事・動画です。ぜひご覧ください
※注意 新型コロナウイルスの状況によって中止も
当プログラムでは、医師の指示に従い地域医療の現場を体験するほか、患者や家族と直接対面することも検討しています。このため、参加生徒には医療従事者と同様の厳格な衛生管理(疾病予防)が求められます。新型コロナウイルス感染が終息せず、現場での衛生安全の確保が難しいと判断された場合は、日程の短縮のほか、延期、または中止とすることもあります。あらかじめ、ご了承ください。
派遣が決定した場合のお願い
※新型コロナウイルス感染症に罹患、または罹患したと疑われる症状が認められた生徒はプログラムに参加できません。日ごろから咳エチケット、石鹸やアルコールを使ったこまめな手洗いと手指消毒など、感染症対策を徹底してください。
※派遣2週間前から、毎日朝と夜に検温して、所定の「健康状況記録シート」に記入してもらう予定です。記録漏れがある場合は参加できません。
※医療現場での体験期間中は、毎朝、医師の指示に従い検温をしていただきます。発熱や体調不良が認められた場合は、その時点で参加取りやめとなります。
「地域医療体験プログラム」の流れ
1. コンテストに応募!
自治医科大学が主催する「高校生小論文・スピーチ動画コンテスト」に応募してください。
課題:2030年の地域医療 何を守り、何を創るか
募集期間:募集中~7月19日(日)
2. オンライン・地域医療体験プレキャンプに参加
コンテスト入賞者約20人を「オンライン・地域医療体験プレキャンプ」に招待します。
日時:9月19日(土)午後
3. 派遣生徒を決定
キャンプ中に行われるディスカッションや発表などを通じて、派遣を希望する生徒の中から若干名を選考します。
4. 医療現場に派遣
時期:2021年3月の春休み中に約1週間程度派遣(予定)
派遣先:隠岐島前病院(島根県)などが候補
派遣に必要な手続き
※派遣が確定した生徒の所属する学校は、教育ネットワークへの参加登録をしてください。読売新聞社、自治医科大学、学校、保護者の4者間で、守秘義務等に関する同意書などを交わすためです。ネットワークへの登録は無料で、参加義務等はありません。
※医療現場を見学するためには、ウイルス性疾患について医師と同等の免疫を有していることが必要になります。抗体検査を受けて抗体価が足りない場合は、ワクチン接種を受けるようお願いすることもあります。
※往復の交通費と滞在費を支給する予定です。食費は自己負担です。
※指定の国内旅行傷害保険加入は自己負担です。
5. 報告交流フォーラムに参加
派遣生徒には「早期医療体験 報告交流フォーラム」(2021年3月下旬 読売新聞東京本社で開催予定)で体験した内容を発表してもらいます。順天堂大学・大阪大学のプログラムに参加した生徒やOB・OG医学生と交流するチャンスです。
<取材協力のお願い>
プログラムやフォーラムの様子は読売新聞や読売中高生新聞、教育ネットワークのウェブサイト等で紹介します。取材への協⼒が参加条件となります。
<問い合わせ>
読売新聞東京本社 教育ネットワーク事務局
(早期医療体験プログラム担当)
電話 03-6739-6985(平日10:00~17:00)
E-mail ednet@yomiuri.com