医療体験プログラム

先輩たちから

【3/26まで】アンケート実施中!G7ユース・サミット日本代表に医療プログラムOG

2021年度G7ユース・サミット日本代表4人。(左上から)南日可那子さん、渡邊哲さん、本谷嶺奈さん、瀧野俊太さん

 

 2021年度の先進7か国首脳会議(G7サミット)に先立ち、議長国の英国は今年5月10日からオンラインのユース・サミット(Y7)を開催する。その日本代表4人の一人に、医療体験プログラムを経験した東京医科歯科大学医学部2年・本谷嶺奈さん(20)が選ばれた。代表4人は日本のユースの声をY7に届けるためのオンライン・アンケートを始めており、本谷さんは「グローバルな課題に対する考えを広く募り、ユース目線の政策をG7首脳に提言したい」と協力を呼びかけている。

 

>>メッセージ動画(YouTube/50秒)

>>G7ユースサミットアンケート「私たち若者の未来のために」

 

メンタルヘルスの大切さ コロナ禍での気づき

 日本代表に応募したきっかけは、コロナ禍の長期自粛生活でメンタルヘルス(心の健康)の大切さを痛感したことだった。

 本谷さんの大学2年目は、昨年の新型コロナウイルス感染拡大と重なった。

 人体の構造を学ぶ解剖実習が始まったのは緊急事態宣言が解除された直後の6月。専用の着衣やマスクを使用するなど、手術と同等レベルの感染対策がとられている。だが、万が一でも家族に感染させてはいけないと考え、3食を自室で食べる"家庭内自主隔離"を始めた。

 加えて、実習後から講義がオンライン化され、人に会う機会は激減。「喜怒哀楽のうち『喜』と『楽』が欠けた生活。感情の振れ幅が激しくなり辛かった」と振り返る。

 無力感にさいなまれた学生は周囲にもいたが、スクールカウンセラー制度を知らなかったり、相談することに抵抗を感じたりする人の存在に驚いた。

 「小1から中2まで暮らした米国では誰もが気軽にカウセリングを受けていた。日本の状況はこのままで良いのだろうか」

 自分に何ができるのかを考え、目を向けたのがY7だった。

 「コロナ禍で心のケアを尽くすには社会の仕組みにも目を向ける必要がある」などと訴え、昨年12月に応募。今年1月下旬、唯一の学生として日本代表に選ばれ、健康と医療を協議する分科会を担当することになった。

 2月からは7か国とEUのユース代表によるオンライン分科会が始まり、現在は週1回のペースで深夜の会議に臨んでいる。

 

「みんなの声を国際社会へ」アンケートは3月26日まで

 「G7首脳に提言する共同宣言文に日本のユースの考えをしっかりと反映させたいが、国際会議では数の力が物を言う。各国のユース代表は自国でアンケートを行い、結果をぶつけ合う。強く主張するためには分析結果はもちろん、アンケートの母数がとても重要です。心のケアの重みをG7首脳に提言できれば、社会に認知してもらう一助になる」と本谷さんは期待を寄せている。

 日本代表によるアンケートの対象は14歳から40歳で、「経済と社会」「健康」「デジタルとテクノロジー」「気候変動と環境問題」の4テーマ30問を聞く。

 本谷さんは「健康」のアンケートを担当、コロナ禍のメンタルヘルスの要因や対策を探るための設問を試行錯誤しながら作成した。入力所要時間は全体で約15分、個人情報は集めない。締め切りは3月26日(当日有効)だ。

 代表4人は4月、アンケート回答者を対象にしたオンライン・ミーティングも行い、リアルな声を国際社会に届ける予定だ。

 

■中高生向けミーティング

 日程:4月10日(土)、11日(日)

 時間:16:00〜17:00

 定員:各日20人。応募多数の場合は抽選、少ない場合は10日のみ開催。

■18歳~30歳向けミーティング

 日程:4月3日(土)

 ※時間と定員は中高生向けミーティングと同じ。

>>詳細はこちら

 

順天堂大医療体験プログラムに参加し、心臓手術を見学する本谷さん(2017年7月)
(2021年3月19日 17:30)
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