2030 SDGsチャレンジ

クロマツから抗菌スプレー 仙台高専名取の取り組み

全国ユース環境活動発表大会@東北

 高校生が日頃取り組んでいる環境保全や地域創生活動を発表する2020年の「全国ユース環境活動発表大会」(主催=環境省、環境再生保全機構など、後援=読売新聞社)の東北地方大会で、仙台高専名取が、参加した高校生が選ぶ「特別賞」に選ばれ、全国大会への出場を決めた。

 

 同校は、名取市の市木であるクロマツから採取した成分を用いて、無添加の抗菌スプレーを開発する活動を発表した。同校3年の鈴木梨音さん(17)は「クロマツの香りを実際に嗅いでもらうことで、会場を巻き込んだ発表ができた。地方大会で学んだことを生かして、全国大会に臨みたい」と話した。


(2019年11月18日 09:00)
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