全国高校ビブリオバトル、愛媛大会は福島歩さんV
高校生がお気に入りの本の魅力を語り、聴衆が最も読みたい本を投票で決める「第13回全国高校ビブリオバトル愛媛県大会2026」(媛の国ビブリオバトル実行委員会主催、読売新聞社後援)が10月18日、松山市桑原の松山東雲女子大で開かれた。10校の15人が熱弁を振るい、松山学院3年の福島歩さん(18)が優勝した。
ミステリー小説「ファイア・ドーム」(辻村深月著)語る
1人5分の持ち時間で、選んだ本のあらすじや面白さをアピール。予選は2分、決勝戦は3分の質疑の時間が設けられ、出場者を含む会場の約80人が気になった点を発表者に質問した後、読みたい本に投票して「チャンプ本」を選んだ。
福島さんは、辻村深月さんの小説「ファイア・ドーム」(小学館)を紹介。25年前に解決したはずの誘拐殺人事件を巡り、人々の間で広がるうわさを題材にした長編ミステリーで、「不特定多数が悪意なくやっていることが悪意になるうわさの恐ろしさを描いた新感覚のミステリー。普段ミステリーを読まない人にも読んでほしい」と薦めた。
福島さんは、来年2月7日に東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で開催される「第13回全国高校ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、JR東日本特別協力)に県代表として出場する。「全国大会の映像を見て圧倒された。自分が並ぶのは想像できないが、たくさん本を読み、おすすめの本を探したい」と意欲を示していた。
今年は参加者からの要望を受け、聴衆もおすすめの本を持ち寄り、紹介し合う時間を設けた。本を通じて、世代を超えた交流の輪が広がっていた。
おすすめの本を紹介し合う参加者ら



