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日本で暮らすロヒンギャの女性団体「Harmony Sisters Network(HSN)」などが6月13日、群馬県館林市のつつじが岡公園でイベント「ピクニック」を開きました。5年前から年1回開いており、関わりのある日本人も含めて約100人が参加。仕事や生活に追われるロヒンギャの女性たちが集まる機会はめったになく、親交を深めていました。
ピクニックには、ロヒンギャの母子が参加しました。会場では、女性たちの持ち寄ったロヒンギャ料理がふるまわれました。スパイシーでちょっとピリ辛の焼きそばやココナツを揚げたデザートなど、どれもおいしかったです。参加者たちは芝生にシートを広げ、食事をしながらのおしゃべりなど、思い思いの時を楽しんでいました。参加した20代のオフさんは「なかなかない機会だし、普段食べられない物も食べられた」と満足そうでした。

女性たちが持ち寄ったロヒンギャ料理
ロヒンギャは、ミャンマー西部ラカイン州を中心に住むイスラム系住民です。仏教徒が多いミャンマーで、国籍がなくなるなど迫害を受け、大勢が隣国などに避難しました。HSNによると、日本でも第三国定住の制度などを利用して約400人が暮らし、その8割が故郷と環境の似ている館林市に住んでいるそうです。
HSNは、日本で暮らす移民・難民の女性や子どもの支援を目的に、様々な活動をしています。6月24日にはNPO法人として認証されました。ピクニックについて、代表の春成カディージャさん(40)(東京都西東京市)は「お互いの近況を話したり、悩みや情報を共有したり、新しい出会いを通して絆を深めたりできる大切な時間」と話してくれました。

子どもたちと和やかに話す学生たち
子どもたち向けのゲームなどを担当したのは、慶応大学の学生団体「S.A.L.」ロヒンギャプロジェクトのメンバー18人。2年前からイベントに参加しています。小中高校などに通う子どもたちと、ボール遊びやビンゴ大会をして盛り上がりました。料理を囲みながら「学校ではどんな感じなの?」とメンバーが聞くと、子どもたちが滑らかな日本語で返し、会話が弾んでいました。ビンゴ大会では進行役のメンバーに「先生、俺が(器具を)まわしてもいい?」と子どもたちが集まり、終始和やかな雰囲気でした。
学生団体「S.A.L.」には8つのプロジェクトがあり、その一つ「ロヒンギャプロジェクト」には学生約120人が所属しています。多くが日本生まれのロヒンギャの子どもたちは、言葉の不自由はなく、活動は月3回程度の学習、進学サポートが中心です。プロジェクト代表の大賀陸さん(3年)は「勉強を教えることで、子どもたちとの温かいつながりをつくれればうれしい」と、にこやかに話してくれました。
【取材を終えて】日本に居場所を求めたロヒンギャの方々と接し、驚いたのは子どもたちの流暢な日本語です。でも、そんな子どもたちに「夢がない」とカディージャさんは感じて、「やっぱり大学を目指そうよ」と呼びかけています。慶応大の学生たちは、それに協力しています。在日外国人を巡るネガティブなSNS発信も目立ちますが、ロヒンギャの方々の勤勉な人間性や協働力が、より広く社会に伝わることを願っています。
(早稲田大学1年 岡島花蓮)
法学部で六法全書を常に持ち歩いて肩が痛いです。マイケル・ジャクソンが好きで、公開中の伝記映画はすでに2回見ました。今年の夏は、花火大会と、8月に「日英学生会議」で9日間ロンドンへ行くのが楽しみです!
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