君の「推し」を選挙で決めろ!~総務省×キャンスコ46号



 

 「選挙って難しそう」。そんなイメージを持つ大学生も多いのではないでしょうか。低投票率が指摘される若者への啓発活動に、「かながわ選挙カレッジ」で取り組む学生メンバー中薗知也さん(神奈川大学4年)と、渡邉友介さん(神奈川大学3年)に話を聞きました。読めばあなたも「選挙マスター」になれます!(東洋大学・桑原茉央)

 

 「かながわ選挙カレッジ」は、大学生などを実習生として、1年間、高校等への出前事業や啓発イベント等の企画など行います。コロナ禍の2022年7月に投開票が行われた参議院議員選挙では、メンバーが考案した選挙についての知識をSNSで投稿するなどの活動を行いました。選挙に前向きになれる活動を通じて、若者に「自分達が主権者であり有権者であること」を理解し、行動してもらうことを目指しています。

 

 

Q 活動のきっかけは?

 

中薗さん: 政治学のゼミで教授に教えてもらいました。学んだ知識を活かして人の役に立とうと思いました。

渡邉さん: 政治についてゼミで学ぶ中で、啓発活動に貢献することで、現状を変えたいと思いました。

 

 

Q 若者が選挙に行くべき理由は?

 

中薗さん:「 投票に行っても何も変わらない」なんてことはない、ということです。若者の投票率が上がれば、政治家も「若者向けの政策を進めなければ」と思うはずです。

渡邉さん: 一人一人の小さな一票が積み重なることで、政治に関与していける。そのことが民主主義の利点でもあります。投票した人が落選すると、「意味なかったのかな」と思うこともありましたが、応援することでその人自身も成長し、次の選挙で当選することもある。それも有権者の役割なのではないかと思います。

 

Q 選挙の知識は何で得ていますか?

 

中薗さん: 8割くらいはインターネットから得ています。わからない事があればすぐ調べます。何も知らないで行くのと、知った上で行くのでは全然違うので、行きやすさにも大きく関わります。選挙管理委員会の投稿や選挙公報などを活用してほしいと思います。

渡邉さん: インターネットをよく使いますが、各新聞社のサイトは、候補者の比較、選挙情勢などすぐにわかるので参考にしています。

 

Q 若者に伝えたいことは?

 

中薗さん: 有権者一人一人が日本の未来を担っていく存在です。 国民主権という言葉に表れているように、次の世代に伝え、つなげていくことが選挙の意義です。これからの日本を良くしようという気持ちで選挙に行ってほしいです。(神奈川大学4年)

 

渡邉さん: 投票に行かないで損するのは将来の自分達です。行くのか行かないのかを決めるの は今の自分です。そこを考えてほしいと思います。(神奈川大学3年)

 

 

2022年参院選 キャンパス・スコープメンバーの体験記

 

・それぞれの政党の特徴、政策を調べ、次に自分が何を政治に求めているかを整理しました。マッチングサイトも活用しましたが、完璧に信用できるものとは限らないと考え、複数のサイトを利用しました。それぞれの結果を照らし合せ、最後は自分で決めました。

・外交・安全保障に注目しました。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中で国防について考え直す機会が多くなりました。日本周辺の状況も以前と比較して厳しくなってきています。そういった面に関しての構想がしっかりしているか、政策をよく調べ、投票しました。

 


 

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(2022年10月10日 07:00)
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