三菱東京UFJ「金融経済・銀行の仕組みを学ぶ」鎌倉市立大船中

 神奈川県鎌倉市立大船中学校で2015年10月22日、3年生を対象にした企業による出前授業が行われ、読売新聞教育ネットワークに参加している4企業がそれぞれの企業の社会的な役割やキャリア教育を生徒たちに教えた。

 

 三菱東京UFJフィナンシャル・グループは、33人に銀行の役割や仕組み、ビジネスマナーなどを教えた。講師を務めたのは、同社コーポレート・コミュニケーション部企画グループの五味俊哉さん、中野芙蓉さん、乙村慶さんの3人。

 銀行の業務は中学生には縁遠いが、講師は「入学・進学」「結婚」「マイホーム購入」など、人生の節目ごとに銀行を利用する機会が出てくることを紹介。銀行、家庭、企業の関わりに触れながら、銀行を取り巻くお金の流れについて図を使って説明した。

 ビジネスマナーを学ぶ時間も設けられた。入社直後に行員たちが徹底的に叩き込まれる名刺交換とお辞儀の仕方などを、生徒同士ペアを組んで実習した。あいさつの仕方の練習では、講師から「明るく元気に。あごを引いて背筋をしっかり伸ばして胸を張って」と実践的なアドバイスが飛んだ。名刺交換は生徒にとっては初めての経験だったが、講師同士による名刺交換の実際を手本にしながら練習した。

 このほか、模擬紙幣を使用して、お札の束を数える「札勘(さつかん)」体験もあった。 出席した福嶋聖(さとる)さんは「あいさつの仕方やマナーって、大切なんだと分かった。お辞儀の角度も教えてもらえて良かった。社会に出てから役立ちそう」と笑顔で話した。

 


三菱UFJ銀行の教育プログラム

>>金融経済、銀行のしくみを学ぶ(小、中、高向き)

>>銀行での職場体験学習(小、中、高向き)

(2015年11月17日 10:45)
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