「神保町ナイトウォーク」本の街、文化発信探る...活字文化議連

 超党派の国会議員でつくる活字文化議員連盟は6月2日、本の街として知られる東京・神保町の書店や飲食店などをめぐる「神保町ナイトウォーク」を行い、世界的な文化発信拠点としての可能性を探った。

 

 議連の会長を務める上川陽子・前外相や事務局長の笠浩史衆院議員ら議員4人のほか、神保町文化発信会議の山口寿一共同代表(読売新聞グループ本社社長)らが神保町にある飲食店や古書店などをめぐった=写真=。千代田区立千代田図書館の図書館コンシェルジュから神保町が発展した歴史などについて説明を受けたほか、店主から各店舗の特徴を聞き取っていた。

 

 上川会長は「活字離れが進んでいる中、神保町には多くの可能性が詰まっていると感じた。活字や本の持つ力を書店の皆さんが守り続けており、次の世代への財産として大切にしていきたい」と語った。

(2025年6月 3日 14:30)
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