「本の街」活性化へシンポ「出版文化の神保町 世界に飛翔するために」
「本の街」東京・神保町の活性化を考えるシンポジウム「出版文化の神保町 世界に飛翔(ひしょう)するために」(東京文化資源会議主催、神保町文化発信会議共催)が1月22日、東京都千代田区の出版クラブホールで開かれた。
シンポジウムの冒頭、活字文化議員連盟会長を務める上川陽子・前外相が「新しい活字文化の発展と進展に議員連盟として力を尽くしたい」とあいさつした。
その後、官民学の関係者が集って東京の文化的な魅力を発信している東京文化資源会議が神保町で行った来街者や事業者を対象にしたインタビュー調査や、各種の出版セミナーなどの取り組みについて報告した。
さらに、神保町文化発信会議に参加する一般財団法人出版文化産業振興財団の松木修一専務理事が、同財団の取り組んだキャンペーンを報告。公益財団法人文字・活字文化推進機構の山口寿一理事長(読売新聞グループ本社社長)は、「学生を巻き込んだ形で神保町の文化としての魅力発信を推進したい」と話した。
(2025年1月23日 15:00)