「学校代表」の出場者【募集終了】滋賀での全国中学ビブリオバトル
全国大会の決勝会場となる龍谷大学瀬田キャンパスの講義室
中学生たちが好きな1冊の魅力を語る書評合戦・全国中学ビブリオバトル(2024年3月24日・龍谷大学瀬田キャンパス=滋賀県大津市)を主催する活字文化推進会議は、大会に「学校代表」枠の出場者を派遣する中学校を先着順で募集している。
先着順、各校1人ずつ計20~25人を想定
全国大会は計40~50人の出場を想定しており、1日のうちに「1次ラウンド→準決勝→決勝」を実施する。今年度の地方予選は、東京と京都の2か所で広域大会が、14府県で地方大会がある。この16大会からは計20人弱が、準決勝から出場する「シード」扱いで、3月の全国大会へ駒を進める。
今回募集する「学校代表」は、各校1人ずつ計20~25人。全国の2か所が実施している市町単位の予選を突破した出場者とともに、1次ラウンドから全国大会に臨む。地方予選で出場権を逃した学校の応募も受け付ける。中学生のビブリオバトルは、出場者が発表を重ねるごと、大会中に成長していくところにも面白さがある。実際、昨年度の全国大会では1次ラウンドから出場した学校代表が頂点に立った。
第7回全国中学ビブリオバトルのチラシ
学校代表の派遣を希望する中学校は〈1〉中学・学校代表希望〈2〉学校名〈3〉担当教諭(司書)〈4〉電話番号とメールアドレス――を明記し、メール(bib@yomiuri.com )かファクス(03・3217・4309)で、読売新聞東京本社・活字文化推進会議事務局へ申し込む。3月4日(月)を締め切りとするが、一次ラウンド出場者が25人に達した場合は、その時点で打ち切る(2月9日打ち切り)。代表者が決定済みの場合、その氏名も書き加えるが、現段階では未定のまま学校名だけの仮エントリーでも構わない。連絡のあった各校には、事務局が改めて出場申込用紙を届ける。問い合わせは活字文化推進会議事務局(03・3217・4302、平日午前10時~午後4時)へ。
ビブリオバトルの公式ルール
1)発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
2)順番に1人5分間で本を紹介する
3)それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う
4)全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員が1人1票で行い、最多票を集めた本をチャンプ本とする
歴代「チャンプ本」全国中学ビブリオバトル
第6回(2023年)「同姓同名」下村敦史著、幻冬舎
第5回(2022年)「アルジャーノンに花束を」ダニエル・キイス著、早川書房
第4回(2021年)コロナ禍のため中止
第3回(2020年)コロナ禍のため中止
第2回(2019年)「昆虫はすごい」丸山宗利著、光文社
第1回(2018年)「BUTTER」柚木麻子著、新潮社