「こども参観日」に新聞講座 三菱UFJモルガン・スタンレー証券

読売KODOMO新聞を広げながら飯田記者の話を聴く参加者

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(東京都千代田区大手町)で2日、「こども参観日」が開かれ、読売KODOMO新聞編集部の飯田真優子記者が、新聞記事の構造について話したり、「KODOMO新聞」を使ったクイズを行なったりして、子どもたちに新聞の読み方を説明した。


 「こども参観日」は、今年で2回目。子どもたちに親の職場を見学し、仕事を理解してもらおうと行なっている。集まったのは社員の小学生の子どもたち85人。初めに入社式を行った。増田康浩人事部長は「今日は元気よくあいさつをして過ごしてください。皆さんに大切に持って帰ってほしいものがあります。それは日ごろ一緒懸命に会社で働いているお父さん、お母さんへの感謝の気持ちです」と歓迎のあいさつをした。


 進行役の同証券人事部ダイバーシティ推進室の濵畑めぐ美部長代理が「証券会社員が朝まずすることは、新聞を読むことです」と説明した後、飯田記者が「KODOMO新聞」を手に「新聞とはみんなが知らないことを伝えるものですが、KODOMO新聞は一週間にあったことの中から私たち記者が相談して皆さんに伝えたいことを考えて作っています」と話した。同新聞はニュースだけでなく漫画やおもちゃの紹介、英語の勉強が出来るコーナーもあると解説。「大人の新聞は本一冊分の字数が詰まっているが、この新聞はそんなに無い、週刊なので一週間じっくり読んでほしいと思っています」と話した。見出しクイズでは、手元に配られた新聞の中から105歳で亡くなった医師の日野原重明さんの記事を抜粋し、見出しを考えた。子どもたちは「スーパードクター日野原さん」「人間ドックを広める」などと考えを披露した。飯田記者は「見出しに正解はありません。大事だなと思ったこと、へえーっと思ったことを見出しにしてください」と感想を述べた。


 その後は、証券会社の仕事の説明やディーリングルームの見学のほか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券クイズを行なうと同証券のオリジナルキャラクター・スマラッパー君も現れ、参加者は大喜びだった。最後に長岡孝社長も参加して全員と名刺交換。社長が渡した名刺には、一人ひとり違ったシールが貼ってあり、皆、うれしそうにながめながら感動した様子だった。

(2017年8月10日 12:23)
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