韓国の小学生と交流授業 ~ 東京・板橋区立緑小学校
3つの言葉で「ジングルベル」合唱
「私たちの力で地球環境を変えていきましょう!」
2022年度からユネスコスクールに加盟した東京都板橋区立緑小学校は、韓国の小学校とオンライン交流授業を行いました。
交流授業を行ったのは、4年生2クラスの47人です。ユネスコスクールの仲間である韓国・光州教育大学校光州付設初等学校の4年生と、9月と10月の2回にわたって、お互いの学校の文化や行事などを英語で紹介しあってきました。
12月22日に行われた3回目の授業のテーマはSDGsです。「ジングルベル」を日本語、韓国語、英語で合唱した両小学校の子どもたちは、グループごとに関心のある社会問題について調べた成果を、英語と相手の国の言葉を交えながら、交互に発表しました。
交流授業には、地域に住む大人たちも力を貸してくれました。NHKラジオ講師を務めている八田靖史さんは、緑小学校のOBで、現在も校区に住む保護者です。韓国の食文化についての事前に授業をしてくれたほか、当日も通訳としてサポートしてくれました。
宮田莉奈さんたちのグループは、「ごみ問題」について調べました。東京の埋め立て地が50年後にいっぱいになってしまうことを説明し、板橋区でも来年4月から分別の仕方が変わることなどを発表。「私たちの努力でごみを減らしていきましょう」と訴えました。宮田さんは、「韓国語と日本語で一緒に歌えて楽しかった。将来は外国の人と交流できるような仕事をしたい」と笑顔で話していました。
(2023年12月25日 17:00)