データベースをアクティブラーニングに  教職員向け講習会

130人を超す先生が参加した講習会(花咲徳栄高校で)

 7月上旬、埼玉県加須市花崎の花咲徳栄高校で教職員対象のスクールヨミダス講習会を開きました。約130人の先生が参加しました。

 

 講習会では、データベース部員が検索のコツを披露しました。まず、できるだけ短い言葉で検索、さらに検索した記事の中の言葉を使って再検索する手順など、知っていると便利な方法について説明しました。また、「週ごとのニュースまとめ」や「月ごとのニュースまとめ」などの授業での活用を呼びかけました。

 

 職員室での開催だったため、早速自席のパソコンでスクールヨミダスにアクセスする先生も。約1時間の講習会の後も、「埼玉県版の記事を見るには」「連載名をひらがなで検索できるか」など様々な質問が出ました。

 

 花咲徳栄高校では、全教科、全授業で「アクティブラーニング」を取り入れているそうです。「アクティブラーニング」とは、教員が一方的に知識を伝達する講義スタイルとは異なり、生徒が能動的に参加する工夫を取り入れた授業や学習法のことです。あるテーマについて調べ、討論する形の授業や小論文の指導などで、スクールヨミダスが役立つと考えたそうです。

 

 また、同校の図書室では全国紙を3紙そろえていますが、紙面を取っておくには場所が必要となり、これまで2週間前後しか保存しておけませんでした。スクールヨミダスでは、1986年以降の読売新聞記事が検索できるので、これまでより長い期間の新聞記事を授業で活用できる点も評価したといいます。

 

 生徒用のパソコンが168台、図書室にも11台ある同校。スクールヨミダスでの記事検索は、web検索と似ているので生徒も調べやすいと思うと話していました。

 

(2015年8月 3日 06:30)
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