広告部も活動中!キャンスコ44号

忙しい社会人の時間を割いてもらうため、電話する側も勉強が欠かせません

 キャンパス・スコープ(キャンスコ)の活動は、記事を書くだけではありません。30人以上いる部員の約半数は、「広告部」に所属。10月に発行する44号に広告を掲載してもらえるよう、企業や団体への営業活動を行っています。ちょっと背伸びして、社会人とのビジネスを経験できる広告部について紹介します。

(横浜国立大学・加藤綾音)


 

 44号に向けた活動は、大学の試験が終わった2月下旬から、本格的にスタートしました。第一歩は、「電話がけ」によるアプローチです。まず、キャンスコの存在を知ってもらい、最終的には広告を出稿してもらうことを目指します。より多くの企業にアプローチするため、43号以前にも電話をかけたことのある企業と、初めて電話をかける企業、併せて25社ほどを一人の部員が担当しています。大学生が作っているといっても、企業にとってはお金をかけて広告を出す、という点で、一般のメディアと変わりません。部員はそれぞれ、企業と読者である大学生の繋がりを意識して、入念な下調べをしてから電話をかけます。

 

 活動は、多くの企業が稼働している平日9時から17時の間で、部員が集まれる時間に行います。1回に5名ほどが集まり、読売新聞東京本社のオフィスから、約30社に電話します。興味を持ってもらえれば、すぐにキャンパス・スコープの概要を記した資料を送ります。さらに、1週間ほど後に改めて電話をかけ、資料の感想などを伺います。部員1人が週に1回を目安に電話をかけています。

 

 前向きに広告出稿を考えてもらえる場合は、実際に顔を合わせての営業です。キャンスコについての疑問を解消するとともに、企業が学生にアピールしたいことを探っていくことも大切です。読売新聞で広告営業を担当している社員の指導も受けながら、「キャンスコでこういう広告を出せば効果的です」という企画書を用意して、営業に臨むこともあります。

コロナウイルス対策で「WEB営業」も行っています!

 新型コロナウイルス対策もあり、今、企業の方には直接お会いしづらい状況です。3月上旬には、興味を示してくれた企業の方にSkypeを使った初めての「Web営業」を行いました。企業の方とお話しするというのは、とても緊張します。先方からの質問や疑問に丁寧に答えることを心がけましたが、自分でも知らなかったキャンスコのことも尋ねられました。相手に知ってもらうには、まず自分が知らないことをゼロにしなければ、と痛感しました。

 

 電話がけを伴う営業とは別に、継続して広告出稿をしていただいている企業との関係を維持することも欠かせません。新体制挨拶としての訪問も行っており、着々と44号発行に向けて準備を進めています。通常のサークル活動にとどまらず、社会人との実際のビジネスを体験できる広告部の活動。私たちは企業のこと、キャンスコのことを日々学びながら、今日も電話がけに励んでいます。一緒に44号を作ってくれる仲間も随時募集していますので、camsco@yomiuri.comまでいつでもご連絡ください。お待ちしています!

43号 差し上げます!

 読売新聞と大学生で作る学生新聞「キャンパス・スコープ43号」を、送料のみで郵送しています(1人1部限定)。

 ご希望の方は(1)郵便番号、住所、氏名を書いた紙(封筒に貼り、あて先にします)(2)氏名と電話番号を書いた紙(3)140円分の切手 を同封し、〒100・8055(住所不要)読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局「キャンパス・スコープ43号」係へ。

 問い合わせは同事務局03・3217・1967(平日10:00~17:00)へ。

(2020年3月24日 10:12)
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