SMBCグループで証券戦略の中核を担う総合証券会社「SMBC日興証券」。興味はあるけど、経済や金融の知識が無いと難しいんじゃないの?そんなイメージのある証券会社で働く人の日々の業務や、やりがいについて、「普通の大学生」の目線でインタビューしました。(慶応義塾大学・渋谷真由)
一人一人の悩みに合わせた解決法を提案
お話を伺ったのは、プライベート・バンキング第四部の吉田弥生(よしだ・やよい)さんです。まず、吉田さんは、「お堅い」イメージのある証券会社の仕事について、「お客様のお1人お1人のお悩みに合わせた解決策をご提案させていただきます」と説明してくれました。私たち大学生にとっては馴染みの薄い「プライベートバンカー」という業務。吉田さんによると、企業を経営されている方や、企業そのものを担当して、資産運用や相続、事業承継のお悩みに対してお手伝いできることをご提案するそうです。同社の強みはやはりSMBCグループであること、三井住友銀行やSMBC信託銀行と連携して提案することもあるのだとか。
「人を大切にする社風がありますね」と吉田さん。会社全体に、若手を育てていこう、という温かい雰囲気があり、積極的に手をあげられるような施策もあるそうです。「女性も多く、産休・育休を得て復帰されるママさん社員も多い」という点も魅力的に感じました。
就活生に向けて吉田さんは、「勉強じゃなくても、スポーツでも、サークルでも旅行でも、何でもいいので、1つ『このテーマだったら1時間ずっと喋れる』というテーマを作れるぐらいの経験をしてほしい」とエールを贈ります。人と関わる仕事である以上、まずは自分が相手から関心を持ってもらえるような存在になることが大切なのだと感じました。現在就活中の私も、「周りがどんな動きをしているのか」が気になるところですが、吉田さんは「SNSは見すぎない」と、笑顔で話してくれました。「やりたいことを見つけて、突き進んだらもうトントン拍子でいくっていう可能性も十分あります。焦らず、いつも通りの自分を出せば大丈夫という気持ちで頑張ってください」というアドバイスに、強く背中を押してもらったインタビューでした。
証券会社で働く人のやりがいとは?インタビューの詳細はブンナビのページで。