新年度がスタートしました。入学以来、様々な行動制限を課されてきた私たちの学生生活も大きく変わる1年になりそうです。そんな私たちのキャンパスライフに「野球観戦を楽しむ」という過ごし方を取り入れてもらおうという企画がスタートすると聞き、取材しました。
(早稲田大学・高田彩乃、写真は法政大学・嘉藤大太撮影)
大学生はお得に 「GIANTS-Campus Ticket」
2023年、読売巨人軍は日本のプロスポーツチームとして初めて球団創設89年を迎えます。「89 is my life.~野球とは、人生そのものだ。~」を掲げるシーズンは「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」開催と重なりました。決勝で本塁打を放った岡本和真選手を始め、巨人軍のメンバーも大活躍しました。
まさに「野球年」といえる今年、巨人軍は大学生などを対象に「GIANTS-Campus Ticket(ジャイアンツキャンパスチケット)」を販売します。4~8月の平日、東京ドームで行われる巨人戦ナイトゲームを1人1,000円(通常2,000円の3塁側指定席D)で販売、翌月の試合に使える招待券「GIANTS-Campus/One More Game(ワンモアゲーム)」をプレゼントします。
これに先駆けて3月24日、東京ドームで行われたオープン戦・読売巨人軍対楽天イーグルスを、学生新聞「キャンパス・スコープ」の記者5人で観戦しました。新型コロナウイルス対策の行動制限が緩和され、マスク着用は個人の判断となりました。球場入り口の列を見ると、ノーマスクの人は2割程だったでしょうか。スタンドに一歩、踏み入れると、昨年までテレビで見ていたのとは違う印象を受けました。
リアルの興奮を共有 縮まる距離
コロナ禍で規制されていた声だし応援が解禁となり、トランペットや太鼓の音も響いてきます。リズムに乗り、無意識のうちに手を叩き、応援歌を口ずさんでしまいました。嘉藤大太さん(法政大学)は「これぞプロ野球」と球場の一体感に浸っていました。「声出しできるからこそ球場に来る」という島田遥さん(上智大学)はこの週、3回目の野球観戦だったそうです。
関根成美さん(実践女子大学)は、球場で野球を見るのは初めてでした。「バットとボールが当たる音がこんなに大きいなんて」と臨場感に圧倒された様子でした。中村満里奈さん(法政大学)は広島県の出身です。「友だちにはカープ女子が多かった」と懐かしそうに振り返っていました。
私たちキャンパス・スコープの学生記者が直接会うのは週1回の編集会議です。この日が初対面というメンバーもいました。それでも会話は途切れず、約3時間の試合はあっという間に終わってしまいました。5人ともそれぞれ、どこかで「野球」に関わりがあったからでしょう。まさに「野球とは、人生そのものだ。」それを実感できるのは球場です。JRや地下鉄の駅に近い東京ドームはアクセスも抜群です。ナイトゲームはちょうど、大学の授業が終わった後に始まります。人生のどこかで、きっと関わっている、あなたの「野球」を見つけに、球場に行きませんか。
5月12日(金)~14日(日)の東京ドームでの広島戦では、学生が主役のスペシャルデー「GIANTS-Campus Fes.」を開催!入場券と学生証を提示いただいた方に「NEW ERAオリジナルキャップ」とグラウンドイベント参加券(どちらも先着)をプレゼントします。
■詳細は、GIANTS-Campus特設サイトへ。