損害保険ジャパンの新入社員研修の一環で、新聞の読み方や文章の書き方を学ぶ講座が2024年4月15日、同社の守谷総合研修センター(茨城県守谷市)で行われました。
講師は、豊富な取材経験を持つ読売新聞教育ネットワーク事務局の大石暁記者です。2部構成の前半は、「新聞の読み方」。大石記者は新聞の見出しに注目しながら必要なニュースを押さえていく「つまみ読み」についてわかりやすく説明したほか、ネット上に溢れる真偽不明の情報を見抜く「情報リテラシー」の重要性を訴えました。168人の受講者は、2人一組になってそれぞれが注目したニュースについて1分程度で説明する「イチ推しニュース」のワークを通して、情報を取捨選択するコツを学びました。
後半のテーマは「伝わる文章の書き方」です。大石記者は、大切なことから先に書いていく新聞記事の構造を解説し、「ビジネスメールや報告書の作成にも応用できる」と強調しました。仕上げとして、ビジネスメールを添削するワークにも取り組んだ受講者たちは、「きょうからでも活用できる」などと意欲的に取り組んでいました。