この記事は、教育ネットワーク参加団体「麗澤大学」からのお知らせです
前著では「ビットコインは必ずしも『通貨の未来を変える』といった『バラ色の存在』ではなく、いろいろと問題点を抱えているのではないか」と主張していましたが、その後、ビットコイン・バブルは崩壊し、夢の通貨への期待は減退しました。本著では、次なる「デジタル通貨」の時代に向けて、IT 企業、民間銀行、中央銀行の3者がその発行を巡ってしのぎを削っている状況を描写しています。リブラ、仮想通貨、デジタル通貨、中央銀行デジタル通貨 (CBDC) などに興味がある方に、お薦めの1冊です。
中島教授は、「中銀デジタル通貨については、実現するのはかなり先のことと見ている人も多いのですが、実は「秒読み段階」に入ってきており、「新たな現実」は意外にすぐそこまで来ているということを知って頂きたいと思います」とコメントしています。
【著書の概要】
◆発行日:2020年6月23日(火)
◆著 者:中島 真志(麗澤大学 経済学部教授)
◆出版社:新潮社
◆価 格:1,760円(税込)