「哲学者が自虐とおふざけ全開で語るエッセー」と前田詩歩さん、全国高校ビブリオバトル優勝
東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で2月8日に行われた「第12回全国高校ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)で、優勝した青森県代表の県立八戸東高校2年、前田詩歩さん(17)は、「信じられない。うれしいの一言。私が優勝なんて、実感が全然わきません」と喜びを爆発させた。
「記憶にありません。記憶力もありません。」を紹介、質疑も温かな雰囲気に...青森県立八戸東高校2年
ビブリオバトルは、お気に入りの本を5分間で紹介し、観客が一番読みたくなった本を投票する書評合戦。前田さんはエッセー集「記憶にありません。記憶力もありません。」(土屋賢二著、文芸春秋)を取り上げた。「(高齢になっても)都合の悪いことは全部、『記憶がなくて』と方便で使えば、記憶力がなくなるのも悪いことばかりではないと、哲学者の著者が自虐とおふざけ全開で語るユーモア満載のエッセー」と魅力を語った。
質疑応答では、「還暦まで20年」という質問者から「人生のスパイスになるエピソード」を求められた。「推しはいますか」、「卒業しました」と楽しいやり取りが続くなど、会場は温かい雰囲気に包まれた。
表彰式では、読売新聞グループ本社の山口寿一社長から賞状とトロフィーを手渡された。放送部でも活躍する前田さんは「将来は、言葉に関係する仕事に就けたら」と笑顔を見せた。

温かい雰囲気に包まれた前田さんの発表
※この事業は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受けて実施されました。



