「頑張りかたに正解はないと気づいた」と石中正美さん、全国高校ビブリオバトルでゲスト特別賞

ゲスト特別賞に選ばれた石中正美さん(右はゲストの作家・宮部みゆきさん、左は女優・豊嶋花さん)

 東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で2月8日に開かれた「第12回全国高校ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)で、読売中高生新聞大会代表の関西創価高校2年、石中正美さん(17)がゲスト特別賞に輝いた。

 

「自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門」落ち着いて紹介、読売中高生新聞大会代表の関西創価高校2年

 石中さんは、オンラインで行われた読売中高生新聞大会で優勝し、都道府県代表とともに全国大会に出場。箕曲在弘・早稲田大学教授による「自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門」(大和書房)を取り上げ、準決勝を突破して8人による決勝に進出した。

 

 決勝では約700人の観客を前に、落ち着いた様子で「抜け毛を嫌だと思うのは、居場所のないものを嫌だと感じるから。人間関係なら不倫。めっちゃ面白くないですか。それが文化人類学」と紹介し、観客をひきつけた。

 

 他者との比較で自分を卑下していたが、頑張る意味を見直し、「頑張りかたに正解はないと気づいた。心に余裕が生まれた。文化人類学を学ぶ意味は、自分の人生に余裕をもつことではないか」と発表を締めくくった。

 

 ゲストの女優・豊嶋花さんから表彰され、石中さんは「決勝に出ることを目標にしていたので、ひとつの勝利かなと思います」と喜びを語った。

 

石中さんの落ち着いた発表ぶり

 

 ※この事業は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受けて実施されました。

(2026年2月18日 15:20)
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