南イリノイ大学と提携 オンライン留学スタート―麗澤大学

この記事は、教育ネットワーク参加団体「麗澤大学」からのお知らせです

~日本にいながら現地学生、地域住民と交流が可能に~ 

 
 麗沢大学では、 新型コロナウィルス感染症拡大を防ぐため、 2020年4月以降の海外留学中止を決定しました。

 そうした中、「海外留学の代替」となる授業を提供することを目的として"Community Engagement Program"の2016 年度以降入学者用履修規程への科目追加を行うことにしました。

 "Community Engagement Program"は、 アメリカの南イリノイ大学CESL (Center for English as a Second Language)が提供する授業をオンラインで開講するもので、 現地の人々との交流を可能にした擬似的な海外留学プログラムです。

 地元で環境問題や女性問題等に取り組んでいるゲストスピーカーとの交流を通じて、 コミュニティーの抱える様々な問題について学び、 考察を深め、 地域の環境や人々の生活をどのように向上させるかを議論します。

日本にいながらにして南イリノイに住む地域の方々とふれあいながら、 社会貢献とは何かについて学ぶ、 貴重な文化交流の場となることが期待されます。


 外国語学部の教授で学部長の千葉庄寿(ちば しょうじゅ)教授は『このプログラムの導入は「学びを止めない取り組みの一つ」です。 コロナ禍で留学ができずに学びの場を失ったと感じる学生に対し、 引き続き出来る限りの支援をし、 新しい学びの場を提供していこうと考えています。 』とコメントしています。

 このプログラムの導入が海外留学を希望する学生たちの学修意欲をさらに高め、 学びを止めることなく、 前向きに大学生活を送るきっかけや手助けになることを祈っています。

【「南イリノイ大学提供 オンラインプログラム」概要】

授業形態:遠隔授業(Zoomなどのオンラインツールを活用した形式)

  間:週5(~)×3週間のプログラム(日本時間 21:00-23:00 開講)

  象:外国語学部の2年次~4年次

総時間数:30時間

参加条件:TOEICスコアによる参加制限あり(400点以上)

費  用:$300


 

(2020年10月 2日 10:45)
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