<対象者>
高校生
<主な教科、領域>
生物学
<プログラムのねらい>
脱水した乾眠状態でさまざまな極限環境に耐えうる微小生物クマムシ。その生態から生命活動とは何かをさぐり、生命の定義を考える。宇宙生物学等への応用の可能性にも触れる。
<プログラムの内容>
■講義(45~90分) プロジェクター使用
ある程度少人数の講義(~50人)で、複数台顕微鏡(5~8人に対して1台以上が望ましい。実体顕微鏡が望ましいが、×10~×40程度の低倍率光学顕微鏡でも可)が用意できる場合には実際にクマムシの乾眠復帰実験を行うことも可。
【予定】
1.地球最強生物クマムシ
2.極限環境での耐性の解明
3.生命活動とはなにか
4.生と死以外の「第三の生命状態」から生命の定義を問う
5.宇宙生物学等への応用
実験
1.乾眠状態のクマムシの観察
2.吸水からの生命活動再開状態の観察
※別途機材が用意できる場合には耐性実験も可能
・UV耐性(UV-Cランプ及び防護設備・クリーンベンチなど)
・熱耐性(電子レンジなど)
・凍結耐性(液体窒素など)
講師:荒川和晴
(慶應義塾大学環境情報学部准教授/同大先端生命科学研究所所員)
<対応可能な時期、回数>
週の前半
<対応可能な地域>
東北地方(慶應義塾大学・先端生命科学研究所のある山形県鶴岡市から日帰り可能であること)
これまでの授業
■2015年5月26日/仙台二高(宮城)約50人
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