南アフリカの「ヨハネスブルグ日本人学校」で7月13日、読売新聞の記者による「出前授業」が実現した。4~6年生13人が、ヨハネスブルク支局特派員の高木文一記者から取材のコツや文章の書き方を教わった。
ヨハネスブルグ日本人学校には小学生24人と中学生7人が通っている。4~6年生は、この夏休みの宿題として新聞作りに挑むことになり、その準備として45分間の授業を受けた。
子どもたちは、日本語の情報が載った紙と接する機会が少ないだけに、教材の朝刊が配られると「新聞のにおいだ!」と大はしゃぎ。インクのにおいや紙の手触りを確かめながらページをめくり、見出しや記事に目をこらした。
パンダの記事で見出しのつけ方を学んだ
授業では「わからないこと、見ていないことは、書いてはいけない」という情報発信の基本的なルールを、高木記者からクイズ形式で学んだ。支局や大阪社会部での記者経験がたっぷり盛り込まれた話に、夢中で聴き入る。「新聞記事は大事なことから順番に書かれている。データや具体的な描写があると説得力が増して良い記事になる」という説明に、深くうなずく。読売KODOMO新聞の記事に見出しをつける課題にも挑戦した。
「新聞に詰まっている情報の多さに驚いた」「見出しをつけるのが楽しい」などと、授業後に目を輝かせて語った子どもたち。夏休み中は、高木記者から習ったことを生かし、読売新聞の学校向け記事検索システム「ヨミダススクール」を使って書き方のお手本になる記事もたくさん見つけながら、新聞作りに取り組むという。