日本生命が社会貢献活動として取り組んでいる出張・受入授業「将来について考えよう」が、第9回キッズデザイン賞を受賞した。同賞は、企業や自治体などでつくるNPO法人キッズデザイン協議会(東京)が主催で、子どもの安全、健やかな成長に配慮した製品やデザインなどを顕彰するのが目的。
同社が受賞したのは「未来を担う消費者デザイン部門」で、このほか9点が受賞した。
「将来について考えよう」は、同社社員が、講師として中学校を訪問し、就職・結婚・子育てなどのライフイベントについて、社会の変化や必要な資金などの視点から解説し、将来設計の大切さを伝える。
また受入授業は、生徒が同社の店舗などを訪問し、出張授業の内容に加え、職場見学や先輩社会人と話す機会を提供する。
2011年度に始まり、2015年7月までに160校、約14000人の生徒がこの授業を受けている。