三浦工業×読売新聞「プラネタリウム環境教育」、5校目は仙台市で

  環境講義は各クラスの教室で行われた

 ボイラーの製造販売を手がける三浦工業(本社・愛媛県松山市)と読売新聞社の共同プログラム「プラネタリウム環境教育」の出前授業が、10月10日に宮城県の仙台市立高砂小学校で行われ、6年生2クラスの68人が参加した。

 

 前半の環境授業では、気象予報士の鈴木智恵さんが「空を見るとわかること」をテーマに、雲と天気の関係や温暖化対策などを解説。クイズなどを交えながら、和やかな雰囲気で進められた。講師からの問いかけに、生徒たちも積極的に発言していた。

 

後半は体育館で、プラネタリウムを鑑賞。移動式ドーム型テント(直径約7m、高さ約4.5m)に映し出された美しい星座や銀河の映像に、生徒たちは時折り歓声を上げながら見入っていた。

 

 授業後のアンケートでは、「時間がとても短く感じました。キレイで、もっと見たかったです。プラネタリウムを作る人になりたい」、「このきれいな星を守るために、地球温暖化を少しでも止めるために、節電を心がけたりゴミを分別したり、身近なところから気をつけていきたい」などの感想が寄せられた。

 

リラックスした様子でプラネタリウムを鑑賞する生徒たち

 このプロジェクトは、環境負荷低減に配慮した製品の開発に取り組んでいる三浦工業が、今年5月に設立60周年を迎えたのを記念する社会貢献事業の一つ。「そのひらめきに、愛はあるか」を合言葉に、環境問題を考えるきっかけを提供している。全国7校の小学校で実施を予定しており、今回が5校目。東北で唯一の開催となる。


三浦工業の教育プログラム

>>プラネタリウム環境教育プロジェクト

(2019年11月14日 15:21)
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