医療体験プログラム

大学プログラム

未来の医療描く 高校生向けオンラインセミナー(4)

東京医科歯科大学のセミナーを受講する生徒(鴎友学園女子高校提供)

 

参加生徒の声

静岡県立掛川東高校3年 石原星藍(せら)さん


 ロボットを使った遠隔手術の説明で、何度もチーム医療という言葉を耳にし、各職種がきちんと役割を果たすことの大切さを再認識した。医師の適切な診断へとつながる検査技師として、医療に関わりたい。

佐賀県立佐賀西高校1年 松本真太郎さん


 医療現場では、生きるためだけでなく、死に至るときも患者をサポートする。移植を受けないケースや、臓器のドナーになる場合など、死に対して向き合わなければならないことが多い。それがよく分かった。

岐阜県立岐阜高校3年 藤田航平さん


 東京医科歯科大のセミナーで先生方がそろって話していた「相手の価値観を尊重する」という考え方が勉強になった。患者とその家族が、できるだけ幸せになれるような方法を模索することの大切さを理解できた。

共立女子高校3年 栄山美佐子さん


 順天堂大の先生方が、患者さんを家族だと思って対応していることに感動した。相手の立場になって考えることは日常生活でも大切なことだが、医療現場でも、もとても重要だと改めて思い知らされた。

埼玉県立大宮高校1年 内田菜桜(なお)さん


 順天堂大・天野先生の「医学部入学はゴールでもスタートでもない、医師国家試験合格がスタート」「努力は結果が伴ったときだけ、努力として評価される」という言葉が印象に残った。結果を大事にする姿勢を見習いたい。

埼玉県立川越女子高校1年 萩原あかりさん


 東北大セミナーで「デザイン思考」という言葉を初めて聞いた。解決すべき課題を、色々な視点から見つめることで、新しい考えが見つかると分かった。患者と向き合う医療の前段階である研究も、必要不可欠と思った。

西武学園文理高校2年 石毛雅基(まさき)さん


 AI技術がどんどん進化しているが、最終的には人間の目による判断が一番大切だと改めて深く学んだ。医療も、人工知能に任せるのではなく、人工知能と共存するという考え方が、とても重要だと感じた。

三重県立四日市南高校3年 森本悠楓(ゆうか)さん


 ロボット支援手術の歴史や今の「ダ・ヴィンチ」の最新技術を学び、さらにAIの力も加わって手術をすることがすごいと思った。がん細胞の原因が、肥満細胞にも関わっていることを知り驚いた。

三重県立四日市高校1年 木村好花(このか)さん


 大阪大のセミナーを視聴するまで、臓器移植を受ければ患者さんは必ず助かって、普通の人と完全に同じ生活ができると思っていた。大阪大・平講師から、臓器移植後の厳しい現状を知り、とても衝撃を受けた。

秋田県立秋田高校2年 佐山綾乃さん


 慈恵医大・横尾先生の「パソコンやロボットで人間の代わりが出来る時代で、医師は必要か」という話が良かった。私は、機械にはない温もりを持った優しさを大切にし、マニュアルにない個別配慮のできる「人の心」を持つ医師になりたい。

鴎友学園女子高校1年 小宮美鈴さん


 患者を、いかに長生きさせるかではなく、いかに寄り添って安心した最期を迎えてもらえるかだ、というのを聞いて生活の質(QOL)の大切さを実感した。栄養学や心理学といった様々な分野の関わりも勉強になった。

静岡県立清水東高校2年 齋藤陽之さん


 東京医科歯科大が掲げていた院内スローガン「責めるよりも応援する」は、コロナ禍で非常に的を射ている言葉だ。今後も未知の病が出てくると思うが、患者の視点も大事にして病気に立ち向かう医師になりたい。


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(2022年2月15日 11:49)
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