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WEBセミナー「Withコロナ 未来の医療を創る君へ」スタート

 

 新型コロナウイルス治療や高度先進医療に携わる医療従事者らは日々どのような思いで命と向き合い、どのような未来を見据えて働いているのか──。医師や看護師、臨床工学技士らが高校生に講義するオンラインセミナー「Withコロナ 未来の医療を創る君へ」が9月26日から始まった=写真は、東京医科歯科大の講義で司会(左下)と話す生徒。コロナ禍の医療を知りたくて留学先のオーストラリアから参加した=。

 

 1回目となる26日は大阪大学心臓血管外科と東京医科歯科大学が講義し、北海道から沖縄まで国内のほか、海外からも医療に関心のある高校生が参加。大阪大には約120、東京医科歯科大には約160の端末からの接続があり、講師たちは病棟や手術室で撮影した動画を見せながら現場の姿をリアルに伝えた。生徒たちからの質問も絶えず、両大学とも30分以上延長して一人ひとりに丁寧に答えた。

 

大阪大の講義

 

【メモ】セミナーは、医師を目指す高校生がリアルな医療現場に密着する「高校生向け医療体験プログラム」の一環として企画、5大学医学部と附属病院、三菱みらい育成財団などの協力を得て実施する。10月3日は長崎大学医学部・熱帯医学研究所と順天堂大学心臓血管外科・形成外科が、最終回の10月10日は東北大学が講義を行う。

(2020年10月 1日 17:38)
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