作家の柚月裕子さんと将棋の佐藤康光九段、全国大学ビブリオバトルで「盤上の向日葵」対談へ...昭和女子大で12月22日
柚月裕子さん(左)と佐藤康光九段(右、日本将棋連盟提供)
本の好きな学生たちが、愛読する1冊の魅力を語る書評ゲーム「全国大学ビブリオバトル2024」(12月22日・昭和女子大学)のゲスト出演者が、作家の柚月裕子さんと、棋士で日本将棋連盟前会長の佐藤康光九段に決まりました。
※観覧申し込みはこちらから
柚月さんは将棋小説「盤上の向日葵」(中央公論新社)などヒット作を連発する当代きっての人気作家で、佐藤九段は羽生善治九段とのライバル対決で平成の将棋史を彩った「永世棋聖」の資格保持者です。そんな二人が全国大学ビブリオバトル決勝前のトークセッションで将棋や読書、人生を語り合い、表彰式のプレゼンターも務めます。
将棋はいま、22歳の藤井聡太七冠(2024年8月末時点)らの活躍もあって、同世代からの注目度が高まっています。人気作家と名棋士の共演は、ビブリオバトルの客席に集う読書家で知的好奇心旺盛な学生たちの心に、何を刻むでしょうか。
なお、今回の全国大学ビブリオバトルでは、将棋マンガ「永世乙女の戦い方」をビッグコミックスペリオールに連載しているくずしろさんのイラストを、キービジュアルに使用しています。
柚月裕子さん
作家
ゆづき・ゆうこ 1968年、岩手県出身。2008年「臨床心理」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年「検事の本懐」で大藪春彦賞、16年「孤狼の血」で日本推理作家協会賞を受賞。読売新聞社のウェブサイトに連載した将棋小説「盤上の向日葵」は18年の本屋大賞で2位に入った。その他の著書に「慈雨」「月下のサクラ」「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」「風に立つ」などがある。
佐藤康光九段
将棋棋士
さとう・やすみつ 1969年、京都府出身。1987年から棋士。1歳下の羽生善治九段らとともに平成の将棋史に名を刻み、タイトル獲得は歴代8位の通算13期。永世棋聖の資格を持つ。2017~23年、日本将棋連盟会長を務めた。「丸太」と形容される力強い棋風は健在で、藤井聡太七冠が君臨する令和の将棋界でも存在感を放つ。著書に「長考力 1000手先を読む技術」(幻冬舎)など。愛読書は将棋関係のほか、ビジネス書や松本清張の小説にも及ぶ。趣味はバイオリン、ゴルフ。
「全国大学ビブリオバトル2024」観覧応募要項
一般の観覧も無料で受けつけています。希望者は下記フォームからお申し込みください。
開催日:12月22日(日)
会場:昭和女子大学(東京都世田谷区太子堂1-7-57)
時間:午前11時50分開会(閉会は午後5時半予定)
入場無料
定員500人
申し込み締め切り:間もなく定員
申し込みはこちらから
メールの場合は katsuji@yomiuri.com に宛てて、①全国大学ビブリオバトル観覧希望 ②郵便番号・住所 ③氏名・ふりがな・年齢 ④職業(学生は学校名) ⑤電話番号・メールアドレス――を明記してお申し込みください。
※応募者多数の場合は抽選の上、当選者に観覧券を送ります。発表は発送をもって代えさせていただきます。
※開催中に会場内で撮影する写真や映像は、読売新聞などの媒体や団体広報に掲載されることがあります。ご承諾をお願いします。
※この事業は、一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の共通目的基金の助成を受けて実施されます。