宮崎・都城市で小学生ビブリオバトルWS、チャンプ本は「奇譚ルーム」
好きな本の魅力を発表し合い、最も読みたくなった一冊を投票で決める「小学生ビブリオバトル・ワークショップ」(文字・活字文化推進機構、都城市教育委員会主催、読売新聞社など特別協力)が7月21日、宮崎県の都城市立図書館で開かれた。市内の小学5、6年生15人が参加し、3分間の持ち時間でお薦めの本を紹介した。
優勝にあたる「チャンプ本」には、祝吉小6年の本薗遥乃さん(11)が選んだ小説「奇譚(きたん)ルーム」(はやみねかおる著、朝日新聞出版)が輝いた。
奇譚ルームは、SNS上の仮想空間を舞台にしたミステリー。本薗さんは「最後にどんでん返しの意外な結末がある」「登場人物が個性的で面白い。ミステリー好きは絶対に読んでほしい」などとアピールした。
表彰後、本薗さんは「(物語の展開に)ドキドキするのでミステリーが好き。夏休みは本をたくさん読みたい」とほほえんだ。
(2025年7月24日 16:30)