本の街「夜も活気を」 ひじりばし博覧会
「本の街」として知られる東京・神保町の活性化を考える「ひじりばし博覧会2024」(東京文化資源会議主催、千代田区、読売新聞社など後援)が202年5月5日、東京都千代田区の「御茶ノ水ソラシティ」で開かれた。
「夜からはじめる神保町」をテーマに、上智大の柴野京子教授(出版流通論)が講演した。神保町では夜間や日曜日に営業している店が少ないと指摘。「活性化のためには元々神保町で活動している人や生活している人を中心としながら、様々な団体や大学と連携していくことが不可欠」と語った。
その後、柴野教授をはじめ、書店経営者や弁護士ら5人が登壇。「それぞれの書店に専門がある。神保町を一つのデパートとして捉えてもらえれば」「古書店で学生向けの勉強会を開催できないか」など、意見を交わした。

(2024年5月 6日 10:54)