全国高校ビブリオバトル、長崎大会は秀島鳴さん連覇
おすすめの本の魅力を訴える書評合戦「全国高校ビブリオバトル」の長崎県大会(長崎県高校文化連盟図書専門部主管)が11月13日、佐世保市体育文化館で開かれ、長崎東高1年の秀島鳴(なる)さん(15)が紹介した「私が先生を殺した」(桜井美奈著、小学館)が最優秀賞の「チャンプ本」に選ばれた。
「私が先生を殺した」を紹介
予選を勝ち抜くなどした6人が決勝に進出。それぞれ好きな本を1冊持ち込み、5分以内で魅力を語った。会場の聴衆が、一番読みたくなった本に投票した。
秀島さんは本にひかれた点について、身ぶりを交えて表情豊かに伝えた。受賞後、「緊張せず、ありのままの自分の姿でスピーチできた」と振り返った。
秀島さんは、来年2月8日に東京都港区の「TAKANAWA GATEWAY CITY」で開催される「第12回全国高校ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、読売新聞社主管、JR東日本特別協力)に出場する。全国大会に向け、「今後は聴衆の反応を見ながら、自分の思いをもっと伝えられるよう表情などを研究したい」と語った。
(2025年11月20日 16:55)



