高校ビブリオ、Gチャンプに春日部女子の印南さん

 第6回全国高等学校ビブリオバトル決勝大会が26日、東京・大手町のよみうり大手町ホールで行われ、「デフ・ヴォイス」(丸山正樹著、文芸春秋)を紹介した埼玉県代表の春日部女子高校1年、印南舞さんが優勝しました。準優勝は「府中三億円事件を計画・実行したのは私です。」(白田著、ポプラ社)を紹介した福井県代表の武生東高校2年の鈴木玲音さん。ゲスト特別賞には、「罪の声」(塩田武士著、講談社)を紹介した奈良県代表の智辯学園奈良カレッジ高等部1年の久保ひなたさんが選ばれました。

 

 他の決勝進出者は、大阪府代表・初芝富田林高校1年の中野翔太さん「ひらいて」(綿矢りさ著、新潮社)、岩手県代表・大船渡高校2年の熊谷秀人さん「傑作はまだ」(瀬尾まいこ著、ソニー・ミュージックエンタテインメント)、西日本大会代表・大島高校3年の積風我さん「流星コーリング」(河邉徹著、KADOKAWA)、福島県代表・田村高校3年の会田遥輝さん「線は、僕を描く」(砥上裕將著、講談社)、熊本県代表・大津高校3年の村上星玲渚さん「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ著、文芸春秋)。

 

 グランドチャンプ本「デフ・ヴォイス」は,ろう者の心の叫びが詰まったミステリー小説です。印南さんの字幕付きプレゼンテーションはコチラからご覧ください。

 

(2020年1月27日 14:45)
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